就活一問一答: 2008

2008年12月31日水曜日

Q.【大学講演からの質問】
時事問題に関心を持てないのですが、わかり易く書いてあるサイトとか、サマリーみたいなものはないですか?
極月(きわつき)に入っちった。師走よりも極月の方が好きですが。


一流は全てに通ずるそうですが、何らかの道楽をつき詰めると、時事問題などと密接に絡み合っている気がします。僕はクライミングをしていますが、岩場を登ると言うと、環境問題であるとか、あるいは自治体との理解などの話題とどこかでぶつかります。さぁ、政治に興味を持て!といういかにも国粋的な観点ではなく、身近なテーマを考えることの方が良いと思います。そういったときに必要なのは、「なぜだろう」と考える能力だと思います。視野を広く持ち、「興味のあること」をまったく別の角度からみるほうが良いと思います。政治の話に関心を持とう、ではなく、自分の趣味・興味と政治がどうやって関わっているのだろう、という視点です。

2008年12月30日火曜日

Q.もうすぐ今年も終りですが、どんな一年でしたか?
ペンネーム:ボネ


年を取ると、一年が短くなります。10歳の時の1年は10分の1という時間ですが、33歳になると33分の1という数字になるんですね。人生における1年という単位が短いのです。振り返るも何も、今年なんか、ついこの前始まったばかりじゃねぇか、が正直なところです。
どんな一年かと言われたら、アタマを使う一年だったなぁ、と思います。色々と、やり遂げなければならない仕事が多かったため、一年中バタバタしておりました。頭の中はミニナイトウが所狭しと駆け回っているような感じでしょうか。充実していたかかどうかはまだ判りませんが、緊張感のある一年でした。

2008年12月29日月曜日

Q.【大学講演からの質問】
面接の時、長々と話せばいいのか、短くてもいいのか分かりません。1個の質問につき何分ぐらいはなせばいいんでしょうか?
ペンネーム:ねぎ玉


あまり長さで決まるようなものではありません。面接で大事なのは、目的を間違えないことです。つまりは「伝える」ということです。一番伝えたい事が伝わるのならば長くても構わないでしょうし、短くても構わないと思います。そもそも答える長さは質問によるでしょうしね。

2008年12月28日日曜日

Q.【イベントからの質問】
ジャニーズ所属していますが、両立できますか?デビューできないのなら、ジャニーズを辞める旨をジャニー社長に伝えたほうが良いのでしょうか?ちなみに生田斗真クンはまだデビュー(CD)していないので、彼とユニットを組みたいです。
TOSHI


雇用関係が2重になってしまいますので、保険の手続きなどが当然関わってきます。そのときのトラブルを避けるためにも、前以て現社長には一言断りをいれるのが普通でしょうね。両立できるかどうかについてはそれぞれの企業の業務に依存しますが、一般的には不可能でしょう。おそらく就業規定に引っかかります。デビューに関しては、御質問に書かれている状態では単なる他力本願ですね。ところで僕はテレビをほとんど(というか全く)見ませんので、生田斗真君が何歳でどんな顔をしているのかサッパリわかりません。

2008年12月27日土曜日

Q.【大学講演からの質問】
初任給と数年後の給料が違うのは、我々が就く販売・営業の仕事でほとんど当てはまるのでしょうか?
ペンネーム:げぼくくん


給与は各種手当や昇給、資格に職位と様々な要因が関わってきます。したがって会社の状況や本人の環境に依存して変わることも多いですし、こればっかりはなんとも言えませんね。各企業に確認していただいたほうが早いです。すんません。

2008年12月26日金曜日

Q.【イベントからの質問】
地震は起きますか?こわいですか?
ペンネーム:ないとうさん


1年半前に能登沖地震がありました。金沢でも結構ゆれて、嫁さんのおなかの中に子供がいたせいもあって、あれほど地震が怖いと思ったことはありません。恐怖にはいくつかあると思いますが、地震は動くはずの無いものが動くという常軌外の恐怖に起因するのでしょう。また対処のしようがないことも恐ろしいですね。ちなみに個人的にはカミナリの方が怖いです。
地震が起こるかどうかはなんとも言えませんが、いつ、ということを限定しなければ間違いなく起こるんでしょうねぇ。余談ですが、僕は眩暈と地震を間違えると言う特技があります。

2008年12月25日木曜日

Q.【イベントからの質問】
長期休暇に地元にいないと就活には不利なのでしょうか?
ペンネーム:きときとの申し子


不利というか、地元で就職を考えているようなら、合同企業イベントが多く開催される長期休暇期間中には、地元にいたほうが色々な企業と出逢えると思います。説明会から試験までの日程が短い場合など、地元と進学地を行ったり来たりはサスガにお金がかかるでしょうね。採用スケジュールが急に決まるということはあまりないとは思いますので、合同説明会などでスケジュールを調整し、地元にいる期間を長めにしていたほうが、費用的には安上がりだと思います。

2008年12月24日水曜日

Q.クリスマスの思い出ってありますか?
ケケ


これといって想い出らしい想い出はありませんが、クリスマスはなんとなく好きです。どこへ行ってもクリスマスですよね、当たり前ですが。クリスマス前後にデパートに行くと幸せそうな親子を見る事が出来たりして、なんとなく町全体が、幸福な集団催眠にかかっているんですね。記念日や祝日でなくとも幸せを感じる事が本当は大事なのかもしれませんが、自分たちだけの幸せを味わうよりも、赤の他人の幸せのおすそ分けにも与れる、という意味ではクリスマスの方が好きです。これだけ国民的な行事なのに祝日にならないのが不思議です。

2008年12月22日月曜日

Q.【大学講演からの質問】
石油王になれますか?
ペンネーム:黒いですけど何か?!


僕は人間頑張れば夢は叶う、という言い方がキライです。どうしたって運や人脈、機会など、多くの要素が関わりますし、頑張れば夢が叶う可能性が高くなるが絶対ではない、というだけの話だと思います。そんな中で石油王は目指す目標が明確なので、やるべき事と溜めるべき資本がわかり易いほうじゃないでしょうか?立派な大人になりたい、よりもある意味現実的です。なお、なれるかどうかはわかりません。

2008年12月21日日曜日

Q.【大学講演からの質問】
人とかかわらない仕事を教えてください
ペンネーム:クク


直接的か間接的かによって関わる人の数は大きく変わりますが、人と関わらない仕事なんかありません。仕事は商取引を基本にしていますし、つまりはお客さんがいるという事になります。通常お客さんは人です。猫の服を販売している会社もありますが、それだってお金を支払うのは人です。また組織に属する以上は、会社の友人や部下上司など、かならず人と関わることになります。したがって質問の答えは、ないよ、です。

2008年12月20日土曜日

Q.【大学講演からの質問】
仕事と家庭、どっちを大切にしていますか?
ペンネーム:毒をドクドク飲む


どっちもですね。そもそも比べるようなもんじゃないと思っています。よくプライベートと仕事を分ける、という話を聞きますが僕にはムリです。ロバート・フルガムがその著書の中で「自分は仕事中にプライベートのことを考えることがある。でも休日に仕事のことを考えることがあるし、それで帳消しだろう。」というようなことを書かれていました。僕も同じような考え方をしています。

2008年12月19日金曜日

Q.【大学講演からの質問】
アパレルの仕事に就きたいと思っているんですが、やはりアパレルの仕事はアルバイトから、正社員の道しかないんでしょうか。どのように職就活動していいのかわかりません。
ペンネーム:あくびちゃん


そんなことはありません。どういった就職先をイメージしているのか、どういった仕事をイメージしているのかわかりませんが、他の企業と同様、就職サイトを使って採用活動を展開している会社は少なくありません。特に意識する必要はないのでは??たしかにアルバイトから正社員登用というパターンもあるかもしれませんが、むしろその方が難しいような気がします。

2008年12月18日木曜日

Q.【大学講演からの質問】
外見(服装・身だしなみ)で面接を落とされることはありますか?
ペンネーム:ひげどんぐり


ないとはいいきれません。よほどひどい格好ならば、でしょうが。僕の知る限り、その格好はねぇよな、と思う学生さんは、毎年それほど多くはないです。よく清潔な服装なんて話が引き合いに出されますが、清潔でなければいけない、と清潔であるにこしたことはない、は意味が違います。服装を気にする事も大事っちゃ大事ですが、中身のほうがモノをいうと思ってください。採用されるのはスーツではなく、あなたという個人です。

2008年12月17日水曜日

Q.【大学講演からの質問】
初任給が少なくても、簡単で楽な仕事に就き、土日にアルバイトをしようと思うのですが、サイテーですよね?
ペンネーム:げぼくくん


サイテーとは思いませんが、わざわざ土日にアルバイトをする必要性がわかりません。誰がどう考えても毎日働くほうが大変なんではないでしょうか?それ、ある意味勤勉で真面目なのでは。ついでに言えば、どんな仕事を「楽」だと思うのかも大事ですね。仕事が楽でも生活が苦しくては、わざわざ選択をする意味がありません。素直に就職すれば良いのでは????

2008年12月16日火曜日

Q.【大学講演からの質問】
字がきれいに書けるようになりたいのですけど、どうすれば良いですか?
ペンネーム:ウンコ


僕も字が汚いので、あまり参考になる意見は言えませんが、仕事をする上でよく言われるのは読みやすい字を書きなさい、ということです。JJCの社長は、お世辞にも字が綺麗とは言えませんが、お客さんにFAXを送るときは一生懸命、少しでも読みやすい時で書こうとしているのがわかります。そういう姿勢ってこれから大事になると思います。あと、こういうペンネームやめましょう。他の学生も含めて品位を疑われます。

2008年12月15日月曜日

Q.【大学講演からの質問】
就職して良かったことは?
ペンネーム:ひげどんぐり


逆説的ですが、僕は一時期無職を経験しています。当時一人暮らしだったので、部屋で息をしているだけも金がかかるんですね。電気代が勿体ないので、電気もつけず、誰とも話さないまま毎日を過ごしていると、気が狂いそうになりました。あの時の恐怖は忘れられません。世の中に居場所がある、社会に必要とされている、存在が許される。良かったことは、と聞かれるとそんな言葉が思い浮かびます。マジで。

2008年12月14日日曜日

Q.【大学講演からの質問】
人間関係のわずらわしくない職種を教えてください
ペンネーム:クク


どういったことを煩わしいと思うかによって違うのではないでしょうか。少なくとも、今の仕事は僕にとって煩わしい人間関係をもたらしたことはありません。自分の価値観と合わない人をわずらわしいと思う場合もあるかもしれませんが、人間が多いこの世の中、自分の人間に対するものの見方を、おおらかに構えるように変えたほうが手っ取り早いし建設的です。それって個人の問題です。

2008年12月13日土曜日

2008年12月12日金曜日

Q.【大学講演からの質問】
ダテメガネをかけて就活・写真に載せてもいいですか?オシャレメガネでもいいんですか?
ペンネーム:せんどーさん


個人的にはあまり着飾って就職活動をすることをお勧めしていません。伊達メガネをかける気になるのは、おっさんくさい言い方ですが若いからだと思います。オシャレメガネも同様で、それが一過性のもので、一生かけ続ける気がないのらやめておけば?というのが素直な感想です。

2008年12月11日木曜日

Q.【大学講演からの質問】
スペランカーをしたことはありますか?その他に有名なゲームはありますか?
ペンネーム:やーさん


あります。というか、むちゃくちゃはまりました。ここでは詳細をいえませんが、3周目くらいから、鍵が普通に取れなくなります。○○○○しながら○○○○○を使うとか・・・。むちゃくちゃ詳しいほうだと思います。雑誌でウソの裏技が掲載され、4時間ぐらい挑戦した記憶があります。その他の有名なゲームについてはググってください。

2008年12月10日水曜日

Q.【大学講演からの質問】
エピソードを書く際に幼稚園や小学校の時のエピソードは使ってもいいのでしょうか?やはり古すぎては役に立たないのでしょうか?
ペンネーム:三面張かカンチャン引っかけでないとリーチしません。


多分「キミ、そのころから長所変わってないの?」と思われます。三つ子の魂百まで、とは言いますが、その魂というか長所がいきているならば、大学の時もエピソードがきっとあるはずです。したがってご質問は概ねYESであると応えられます。記憶力の良さをアピールするなら話は別かもしれませんが。

2008年12月9日火曜日

Q.【大学講演からの質問】
1社のみを受けようかと思っています。大学院進学と迷っていて、その会社に落ちてしまったら大学院に進もうかと。ワタシの様に1社のみを受ける学生は他にもいますか?
ペンネーム:内藤さんが株の話を入れてこないと「調子悪いんかな!?」と思う今日この頃。


1社だけを受ける学生さんは、多くはないですが、全くいないわけでもありません。頑張れよっ!という感じでしょうか。手当たり次第受験するよりも、一社に集中して取り組める分、有利な面もあるかもしれません。ただ、受験そのものは1社でも構いませんが、合同企業説明会などでは、複数の企業の話を聞いておいたほうが得です。理由はいくつかありますが、先般の志望動機の話をした時と同じく、「色々聞いたんですが、やっぱり御社!」と言い切れるようになるからです。株の話を入れないのは、僕の調子が悪いからではありません。日本の経済の調子が悪いからです…。
なお、JJCはお察しの通り人材・情報・センターの略です。人材情報、略して「人情」ということで社名が決まったという噂を聞いた事が…。

2008年12月8日月曜日

Q.【大学講演からの質問】
全国的に企業へのエントリー数ってどのくらいでしょうか?先輩に聞くと10社以下の人が多かったのですが、なにかの資料で最低でも30社みたいなのを見た覚えが…
ペンネーム:misono波平


結婚するまでに、お付き合いした異性の数の平均は約3.8人だと聞いた事があります。これに意味はあるでしょうか?この人は3人目だから、結婚はまだ早いわっ!と思う人がいたらちょっとオカシイです。サイトによって平均値を出しているところがあるかもしれませんが、31社目に自分に一番合う会社があるかもしれません。そこでは平均値はなんの役にも立たないのですね。先輩が10社以下だったと言うのは、その先輩が10社以下だったというだけであり、misono波平さんがそれに合わせる必要は全然ありませんし、どっかのサイトに書いてあった社数よりも少ないから先輩はエントリー社数がすくない、という結論も出せません。したがって僕の答えは、好きなだけしなさい。しないで後悔する事が一番馬鹿馬鹿しい、です。

2008年12月7日日曜日

Q.【大学講演からの質問】
自分について考えていたらヒビが入りました。崩れて行く自分を回収できません。自分をどうやって組み立てればいいですか?
ペンネーム:青3


僕なんかヒビだらけで傷だらけです。そんな自分もちょっと好きですが。さて、自己分析は「自分を定義する」ことではありません。しかも20年チョイの人生の中で、自分を画一的に定義する必要はありませんし、欠点や短所や不安が見つかったとしたら、これからの人生で修正していけば良いだけのことです。ラルフ・ウォルドー・エマーソンの言葉を送りましょう。「全ての人には個性の美しさがある。」
自分をどうやって組み立てればいいですか、という問に答えはありません。自分という人間に設計図があるわけではありません。むしろ設計図を描く事が人生なのではないでしょうか。こういう人間である、と出来上がってしまうよりも、こういう人間でありたい、そのために毎日の時間を少しでも使おう、という考え方のほうが精神衛生上よろしいです。ゲーテの言葉も送りましょう。「自分の道を迷いつつも歩いている子供や青年の方が、他人の道を間違いなく歩いている人よりも好ましい。」

2008年12月4日木曜日

Q.【大学講演からの質問】
どうしたらそんなユーモアを持てますか?
ペンネーム:せんどーさん


僕にユーモアがあるとおっしゃっているのでしたら、ありがとうございます。その割にはあまり毎回ウケません。だとしたら・・・皮肉?模擬面接などを含め、学生さんと話をしていると、おもしろいエピソードがよく出てきます。ただ、忘れている学生さんが多かったり、覚えていても話さない学生さんがいたりします。もったいないです。実際に面白かったかどうかは別として、10個ぐらいしゃべったら2,3個は受けるもんです。要はしゃべる機会を持っているかどうかの差だと思います。

2008年12月2日火曜日

Q.【大学講演からの質問】
今後の就職活動のために何が必要か。2年生の後期から出来ることは何か。企業の就職活動はいつごろから始めればいいですか。
ペンネーム:KENKEN


いっそのこと、3年生と同じように合同企業説明会に出てみてはいかがでしょうか?自己分析とか企業研究とか、型にはまる必要はないと思います。せっかく早期から活動を考えているのならば、2年生だから、という負い目はひとまずおいといて、企業を回ってみてもいいと思います。もちろん試験まで受けるのは難しいですが、今からいろいろな会社をみておくことは、将来の選択肢を増やすことにつながると思います。

2008年12月1日月曜日

Q.何社ぐらい採用試験を受けるのか?



人によって違うのでなんとも言えません。また、選考段階も何段階までもあるので・・・。ただ1社で終了、ということはまぁ極々まれですね。日程の都合も考えれば15社くらいまでが限界だとは思いますが・・・。結論ではないですが、何社受けても就職する事が出来るのは1社です。何人と付き合えば結婚できますか?という質問と同じで、答えそのものに意味は無いと言えます。

2008年11月30日日曜日

Q.女性の場合スーツはスカートじゃないといけないのか?



そうでなければいけない、ということはないと思います。自分で似合うと思うようでしたらパンツスーツでも構わないと思います。
まぁ、スーツ一つで合否が決定するということはないでしょう。自分が「パンツスーツの女性」をみてどう思うかを判断基準にすればいいと思います。
参考までに僕はパンツスーツは「スマート」で「かっこいい」イメージがあります。
でも採用担当をしているときはほとんど気にしませんでした。つまり有利でも不利でもない。僕が採用したかったのは「会社にあいそうな人」であってスマートで格好いい女性ではなかったからです。

2008年11月29日土曜日

Q.会社の説明会を受けないと面接などを受けられないのか?



いくつかのパターンがありますが、必ずしも説明会参加が必須条件になるとは限りません。事前に問い合わせてみることをお勧めします。どちらかといえば説明会に参加していなくても受験できる場合のほうが多いようですが、説明会の中で採用スケジュールや求める人物像を詳しく説明することが多いので、出ておいたほうがいいことはいうまでもありません。

2008年11月28日金曜日

Q.エントリーシートが書けません。



それは困りましたね。エントリーシートに限らず、文章が書けない場合は人に読んでもらい採点してもらうことが一番です。学校の就職課や両親、友人、JJCのような採用支援企業、いろいろと読んでくれる会社あるはずです。自分で見直す場合は「就職活動的な視点」「国語的な視点」の2種類のポイントをおさえているかどうかで見直しましょう。また、人事担当者は何百、何千というESに目を通すことになりますから、「分かりやすさ(箇条書きなど)」「具体例」など、人物が想像しやすく会ってみたいと思わせることがポイントになります。

2008年11月27日木曜日

Q.業種・業界がなかなか絞れないので悩んでいる。



まずは絞る必要があるかどうかを考えてみましょう。どれを見ても興味があって困っちゃう!という場合は気にすることはありません。いろいろな会社を訪問し、受験しましょう。優先順位はおのずとつくとおもいます。逆にどれもピンとこないという場合は、情報が不足しているのではないでしょうか。映画を見に行こうとする場合、監督、俳優、ストーリー、ジャンルなどいろいろな情報を集めて優先順位を決めますよね。同じようにいろいろな側面で比較をしたりしてはどうでしょうか。漠然といろいろな企業の情報を集めているだけではなかなか前に進みませんよ。

2008年11月26日水曜日

Q.面接や会社訪問するときのマナーや礼儀作法。例えば、廊下で普通に社員の人とすれ違う時挨拶したらいいのかなど。



毎年必ずマナーや礼儀についての質問があります。そして多くの学生さんは「就職活動用」の本を買って勉強されます。それが間違いとはいいませんが、就職活動は(基本的に)1年単位の活動です。どうせなら新入社員用のマナーの本を買って勉強しましょう。面接や会社訪問という限定的な場面でしか活用できない礼儀作法はどうしても失敗しやすく、身に付きにくいものです。もうひとつ、社員のすれ違うときに挨拶をするかどうかですが、逆に挨拶をしない理由はないでしょう。これも就職活動というよりは社会人としてのマナーですね。

2008年11月25日火曜日

Q.採用学部を限定している理由



簡単に言えば知識と嗜好だと思います。即座にその知識が活かせるわけではなくても、その知識があるにこしたことはないという場合もあれば、その知識が必須という場合もあります。企業によって考え方はさまざまですが、ひとつの目安であるということは間違いありません。

2008年11月24日月曜日

Q.修士卒の場合、専門性はどの程度問われるのですか。



まず前提としてですが、企業は学生の皆さんが何をしてきたのかを知りません。特に院生の場合は学部生時代に何をしていたのかがわかりにくいため、専門的過ぎるのでは?という先入観さえあることも少なくありません。材料科学部でしたら、薬学系・化学系など、出身学部によって研究内容も変わってくると思います。企業が何を求めているか、ではなく、自分が何を提供できるかを軸に考えたほうがわかりやすいかもしれませんね。

2008年11月23日日曜日

Q.面接でメガネをかけていても印象は悪くないか。



印象が変わってしまうほど似合っていないのなら考えたほうがいいですが、それもひとつの自分の特徴でしょう。むしろ自分の印象をコントロールしやすいと思えば良いのでは?

2008年11月22日土曜日

Q.「自己分析」とよく言うけれど、どんなことをするのか具体的に分からない。自分なりに色々考えているだけでいいのか? 



具体的なルールは特にありません。自己分析はその名の通り、自分が何者なのかを考える、ということです。「自分は何が好きなんだろう」「何をしている時が楽しいだろう」という自分軸の考え方もそうですし、「みんなといるときどう見えているだろう」「どういう役割が多いだろう」という他人軸の考え方もそうです。「今までの自分」と「今の自分」をいろいろな方向から考えて「これからの自分」を発見することではないでしょうか。就職活動だけではなく、人生においても重要なことだと思います。内定を取るために自己分析をするのではなく、社会に出ることや自立すること、すべてに関わってくるといえるでしょう。ちなみに個人的には「自分取扱説明書」を作ることと表現しています。

2008年11月21日金曜日

Q.いろんな会社を見ていても、これと絞りきれないのですが何かポイントはあるのでしょうか。



まず、企業の「何」を見ているのかが気がかりです。たとえば車を買うとしましょう。どんな人でも車を並列に比較するのではないでしょうか。「値段」「パワー」「デザイン」「内装」「色」「駆動方式」「年式」・・・。おそらく比較箇所は無限のようにあるのではないでしょうか。企業を見ると行っても、どの視点で見るか、どのように情報を処理するかによってかなり大きく変わります。最近はネットでも情報が得られるようにはなりましたが、「見るだけ」になっていませんか?ちゃんとその会社のキーワードを拾い出しましたか?自分のこだわりとのマッチングはしてみましたか?

2008年11月20日木曜日

Q.企業研究を細かくしていると、時間が全然足りません。どのように大量の情報を処理していったらよいのですか?



どんな方法で企業研究をしているかによりますが、自分が必要とする情報だけに絞ってみるというのはどうでしょうか?自分が一番こだわるポイントをいくつか書き出し、企業のスタンスを確認していくと最初のセグメントができますよね。そこで自分の中で合格を出せた企業を優先的に調べていくと効率が良いかもしれません。

2008年11月19日水曜日

Q.北陸での就職にも関心があるが、関西でも活動しようと思う。自分の気が済むようにやったらいいのか、どっちかに絞った方が良いのか。



あまり無責任なことは言えませんが、自分の気が済むようにやってはいかがでしょうか。よく言われることかもしれませんが、もし失敗したとしてもやって後悔したほうがやらずに後悔するよりもずっといいと思います。自分の中で何にこだわるのか、その優先順位をつけてみれば良いのではないでしょうか。

2008年11月18日火曜日

Q.企業の人事の方は、就職活動をしている私達の何を見て判断されるのですか。



難しい質問ですね。僕もいろいろな人に聞いてみたいと思います。一概にここを見ているとは言えません。会社によっても違いますし、そもそも人によって違いますから。では基準はないかというとそうでもありません。自分で考えてみるとわかりやすいと思いますが、友達になりたいかどうか、話をしたくなるかどうか、一緒に働いてみたいと思うかどうか、自分の周囲の人間を見渡してみればひとつの目安になると思います。一緒に働くイメージが持てないなら、一緒にスポーツをすることを考えてみると良いかもしれません。チームで行うスポーツはまさに「目的」に向かい「協力」と「信頼」をベースに行動する、ということですから。

2008年11月17日月曜日

Q.【大学講演からの質問】
年収とかは企業に聞かないほうがいいですか?
ペンネーム:ヤベッチ


それが自分にとって大事であるならば聞くべきではないでしょうか。僕は実家が長野県なので、北陸で就職するということは、自動的に一人暮らしをすることと同義でした。簡単に言えば金がかかるのですね。そういった生活の背景としてお給料は軽んじないほうが良いと思います。もちろん、初任給の金額だけで全てが決まるわけではありませんし、多いほうがいいわけではありません。ただ、自分の今後の人生を考える上では必要な情報の一つであると思います。聞きにくいことかもしれませんが、大事なのはその質問の背景ですね。なぜそれが知りたいのか。金額の大小によって志望度合いが変わるのだとしたら、それはなぜか、という話だと思います。

Q.【大学講演からの質問】
エントリーした会社の説明会は出席しないといけないですか?行かなくてもいいのですか?
ペンネーム:大塩平八郎の乱


人生、トラブルがつきものです。エントリーしていても、急遽欠席する、ということもあるでしょう。しかし、これは行かなくてもよい、という言葉とは性質が違います。エントリーすることによって、企業は「アナタのために」資料を用意し、準備を進めるのです。意識はしにくいかもしれませんが、企業と説明会出席の約束をしているわけですから、できる限り行くべきだと思いますし、欠席するなら一言連絡をいれるのが「普通」だと思います。最近はこんな「普通」が軽んじられる傾向があるような気がします。ちょっと残念ですね。

Q.【大学講演からの質問】
インターンシップに参加と言うのはどういうことですか?普通に会社に訪問して、何か行うんですか?
ペンネーム:大塩平八郎の乱


インターンシップの旬は終ってしまっているので、いまさらっちゃいまさらですが、インターンシップの本来の目的は「就業体験」であり、働くことの意味を考え、実際の仕事を体験的に経験することが目的です。内容としては就業体験なのですから、実際の職場を知る事が目的になるでしょうね。最近はJJCのような就職支援会社が1日で数社を引き回したり、インターンシップという名目の工場見学を促進していることも多かったりです。前者は社会的貢献のための活動です。もちろんそういった会社もたくさんあります。後者は名前を変えた採用活動だと、すこしシニカルに見てはいます。

Q.【大学講演からの質問】
新聞や本を読んでおいたほうがいいですか?
ペンネーム:メンマ


したほうがよいか?と聞かれればその方がよい、が答えです。ただ、別に就職活動意限らず、新聞や本は読んだほうがいいでしょう。就職活動が終わったら新聞も本も読みません、では意味がないようないのでは?また、新聞を社会情勢などの情報源として考えるなら、別段新聞にこだわる必要もないです。時事の話などは特にそうですが、知っていることには何の意味もありません。世の中で起こっていることを知った上で、「自分の考え」をもつことが大事です。日本の首相の政策を知っていることと、批判や賛同にかかわらず、自分なりの意見を持つことは次元が少し違う話です。知識を収集することだけが目的にならないようにしてください。知識は思考の入り口に過ぎません。

Q.【大学講演からの質問】
本当に就きたい職業に就職できる人はどのくらいいますか?また、できる人、出来ない人の違いは何ですか?
ペンネーム:はるお


職業という非常に大きな枠組みで言えば結構多いと思います。やりたい仕事をしているかどうか、というと実はちょっと違うと思います。
まず、「職業=していること」ではありません。僕は塾で「講師」とい肩書きで仕事をしていましたが、別に丸一日講師していたわけではありません。入金催促とか、テキストの在庫管理とか、そんなことも普通にしていました。職種と業務はイコールではないんですね。今の仕事でも、職種でいえば営業職ですが、大学で講演をしたり、こうやって学生さんの質問にも答えています。
次に、職種は永遠ではない、ということです。極論ですが組織に入る以上、その組織のトップになる可能性もあるわけです。いや、極論ですよ、極端な例。この時点で「職種」という考え方は意味を成しません。社長までいかなくても、営業部長とかになれば、営業職兼管理職です。職業ってそういうもんです。パイロットになりたい、といっても身体上の理由から永遠にパイロットであり続けることはありません。その先にもっと新しい職業があるらからです。
できるひとと出来ない人の違いは何か、ですが、職業名と仕事の本質を見極める能力かもしれません。念のためにいっておきますが、就職した瞬間に就きたい職業に就けなくなる、ということではありません。

Q.【大学講演からの質問】
北陸3県で、ないとうさんが良いと思う企業をもう少し上げてもらえないでしょうか?是非おねがいします。プロの力が必要なんです。
ペンネーム:さわじろう



お答えしたいのは山々ですが、「そういった会社と出会うこと」も就職活動の一環である、というのがJJCの基本姿勢です。あしからずご了承ください。
ただ、「良い」と思う会社は実は人それぞれで、僕が良いと思ったとしても、それが万人にとって「良い会社」であるとは限りません。むしろその可能性は低いでしょう。さわじろうさんが考える「良い」とは何を指すのか、のほうが大事であるとみます。

Q.【大学講演からの質問】
エントリーをしてしまったのですが、それを取り消すのはどうすべきですか?
ペンネーム:やきそばさん


どういう形でエントリーしたのかにもよりますが、web上でエントリーしただけならば、フツーに取り消せばすむはずです。理由を説明した方がいいかもしれませんが、興味が無くなったのならば、ゴメンなさいを心の中で10回繰り返してエントリーをキャンセルしましょう。

Q.【大学講演からの質問】
今、職に就かず、数年後に就職したいと思ったらどうなるか、どんなことをすればいいか?(旅にでたい)
ペンネーム:赤い人


どうなるか、といわれればわかりません、が答えです。どこへ、どんな目的で行き、何を感じ、何を知るのか。これによって変わるでしょう。なんとなく旅に出たい、ということなら、何をしてもあんまり変わんない気がします。
数年後に就職する事についてですが、これは社会のいいところでもあり、悪いところでもあるのですが、行動に理屈は求められるでしょう。つまり「なぜ就職せずに旅に出たのか」という質問です。そういった覚悟はしておいたほうがいいでしょう。個人的には「何とかなるよ」とお答えしたいのですが、そうも上手く行かないのが世の中の現状かもしれませんね。多様な価値観や行動を認めるには社会がまだまだ未熟です。その一方であなたもそれらを認めさせるだけの力と能力があるかどうかも非常に大事ですね

Q.【大学講演からの質問】
2年のこの時期からできることは何ですか?
ペンネーム:KEN


いっそのこと、3年生と同じように就職活動したらどうでしょうか?べつにやっちゃいけない、という法律があるわけでもないですし。もちろん企業の人には一言「2年生ですが、勉強のためにお話聞いてもいいですか?」と一言断る必要はあるかもしれませんが、一番手っ取り早いと思います。

Q.【大学講演からの質問】
一番良くある失敗はどんなことですか?
ペンネーム:ヤーさん


就活についてですよね。人生によくある失敗ではないですよね。そっちはよくわかりません。いや、わかるんですが、僕の失敗はちょっと特殊な事が多いです。ここでは言えませんが、ここじゃないところでも言えません。墓場まで持っていかなければイケない失敗が僕の場合は1グロス/年くらいあります。
さて、就職活動で、の話ですが、一番は行動不足ではないでしょうか。エントリーしようかどうしようか迷っている内に、時間だけが過ぎていく、というものです。自分の学生時代と比べると、社会人になってからの方が時間の流れ方が早いです。やるべきことが多いのでしょうかね。迷っているよりも、いまやらないとイタイ目にあう、ということが増えるのです。まさに拙速巧遅です。やれることをすぐにやり、やった方がいいこともやってしまおう。そんな積み重ねができると、人よりも広い行動範囲で活動が出来ると思います。
もう一つあるとしたら、失敗を避けるために行動しない人も見かけます。成功するための努力と、失敗しないための努力は性質が違います。

Q.【大学講演からの質問】
ぶっちゃけますと、数年後働いている自分がイメージできません。働きたくないというわけではないのですが・・・。
ペンネーム:へぼし


多分情報不足なんでしょうね。僕は中国で生活をしているところをイメージする事が出来ません。中国が嫌いなわけではありません。ただ単にいったことも、その文化に直接触れたこともないからです。それだけのことです。数年後という時間はまだ訪れていません。それが訪れるのは数年後です(笑)。例えば3年後は24~5歳ですね。24~5歳の人を何人知っていますか?何人から仕事の話を聞きましたか?2~3人に話を聞いたがイメージが湧かない、ということなら、話をする人数が足りないかもしれません。この具体的にイメージができる様になるまでの必要となる情報量は人によってけっこう違います。情報を入手したからイメージが出来るわけではなく、イメージができるまで情報を集めてみてはいかがでしょうか。そのためにもっとも効果的なのは、合同企業説明会や会社訪問をすることです。

Q.【大学講演からの質問】
福祉施設にいくのと企業に行くの、どっちが安定しますか?,br>ペンネーム:さいとーさん


大差ないのでは?施設だって仕事であり、働く人がいる以上は利益を出す必要がありますし、利益が関わってくる以上は倒産や閉鎖の可能性があるでしょう。また、安定している業界などもあるにはありますが、未来永劫安定している仕事なんかないのでは、と思っています。属した組織が安定的に変化するために人を採用するわけですから、一概にはお答えできません。すいません。

Q.【大学講演からの質問】
今日はディーラーのお話が多かったですね。自分はカーディーラーに入社したいと考えています。カーディーラーの営業で何が一番大切だと思いますか?営業を行う上で、一番大切なことは何だと思いますか?
ペンネーム:ハレルヤ・キイチ・チャンス


ディーラーの話をしたのは車が好きだから、というだけなんですけどね。さて、質問についてですが、まず知識的な話で言えば「商品知識」だと思います。これは入社後の話かもしれませんが。性格の話でいえば、実は特に向いているとか向いていないとかはあまりないと思います。しいて言えば人が好きかどうか、人に対してマメであるかどうかではないでしょうか。人と話をするのが苦痛だとか、人間関係に無頓着だと営業にならないですね。これはあらゆる職種についていえることかもしれませんが、営業では特に大事なんじゃないかなぁ、と思ってはいます。思ってはいますが、自分はどうか、といわれれば自信ないのが困りもんです。

Q.【大学講演からの質問】
自分に関して特徴がマイナスのイメージしか出てこないです。言葉のいいかえだけでカバーできるのでしょうか?
ペンネーム:ミラー


まず前提として、自分で自慢したいかどうか、あるいは自分がその特徴のおかげで得をしたかどうか、と考えてみてはどうでしょう。もうちょっというと、「喋り易い内容かどうか」で判断するのも良いと思います。
もう一つ、時系列に考えてみるのも手ですね。漠然と学生時代に力を入れたこと、とか、自分とは何者か、と考えても中々しっくり来るところにたどり着けません。思い出せないんですね。そこで、時間を区切って考えて見るとよろしいでしょう。例えば、大学入りたての4月、5月、6月・・・それぞれの月(月だと細かいので、季節でも可)に何を考え、何をしていたのか。一般論ですが、人間(というか生物)は環境の急激な変化はストレスになりやすいと思います。大学入学なんかはその例ですね。それをどうやって切り抜けたか、など、イベントは結構あると思います。その中で、自分が取った行動などを考えると特徴として見えてくるのではないでしょうか?少なくとも現状まで生活をしている以上は何らかのプラスの行動があったと考えるのが自然でしょう。その行動をキッカケとして特徴を探るのも良いと思います。

Q.自分が行きたいと考えている企業に、現段階で適性がなくても、採用してもらえるのか心配です。



まず適性とはなんでしょうか?あるいは自分の適性はなんでしょうか?これにしっかり答えることができるかどうかが大前提です。どうしても行きたい企業なら、企業が求める適性を自分でも身につけることができるように努力をすれば済む話です。診断テストなどで出た適性でしたらあまり気にする必要はないと思います。テストでは適性がなかったんですが、どうしても御社のここが好きなんですっ!と言い切れるなら、適性結果もかすむのではないでしょうか。

2008年11月16日日曜日

Q.個人的に企業訪問させていただくことは可能か。可能であれば、どういう手順で申し込めばいいか。



企業によります。訪問したい、ということであれば電話して確認してみましょう。手順というほどのことではありませんが人事担当者宛に電話をし、就職活動中なので企業訪問をしたい、と素直に伝えればいいと思います。時間や場所などはできれば先方の都合に合わせるほうがいいと思います。なお、企業訪問の後はお礼状なりメールを必ず出しましょう。

2008年11月15日土曜日

Q.説明会を迎えるにあたっての心構えとは?



合同企業説明会のことかな?まずは興味の有無にこだわらず、できる限り多くの企業を回るということでしょう。興味があるから話を聞くというのは順番が逆です。話を聞いて興味が出たりするんですから。それと「メモを取る」ことと「家に帰ってから復習する」ということです。企業が単独で行う説明会もそうですが、企業研究はイベントに参加して終わるような簡単なものではないと思います。説明会で聞いた内容を参考にしながらもう一度企業のパンフレットを読む、ホームページを見るなどすると、別の視点で見ることができることも多いですよ。

2008年11月14日金曜日

Q.私服でも良いと書かれていても、やはりスーツの方がいいのでしょうか。



実際に統計を取ったわけではないので、なんとも言えませんが、企業側がそういっているのならば問題ないと思います。わざわざ「私服で」と書いているのにスーツで来なかったから非常識だ、なんていう会社はまずないでしょう。そんな意地悪をするメリットもないですし。どうしても不安ならばスーツで行ったほうが何も考えずにすみますけどね。。

2008年11月13日木曜日

Q.留年はどのくらい不利になるのでしょうか?



なぜ留年したのかによるのではないでしょうか。遊び呆けていて留年しちゃった!というのは不利になります。というかそれ以前の問題です。しかし大事なのは留年したという事実をいかに自分の中で有利な面としてとらえることができるかどうかです。留年した事実は変えようがありませんが留年した経験をどのように企業で活かせるかを考えてみるのはどうでしょうか。

2008年11月12日水曜日

Q.【大学講演からの質問】
今日の講義を今までに何度くらい行いましたか?これだけスムーズにわかりやすく説明するには、どのくらいの練習と経験を積んできたのか?
ペンネーム:すのー


お褒めの言葉ありがとうございます。講義や講演は年40回くらいです。以前は塾の講師をしていたので、その延長で慣れているとは思いますが、実は人前で話をするのは、それほど得意でもないです。毎回上手くいかないなぁ、と反省しきりです。よく、面接では緊張しないのでしょうね、と聞かれますが、僕は極度の人見知りなので、実は面接って苦手です。シチュエーションが全然違いますし、講演の様に一方的に話をするほうが気が楽なんですね、きっと。

Q.【大学講演からの質問】
最近の企業は、内定が決まったら必ずここに入るという誓約書を書かせる場合が多くなったと聞きましたが、本当ですか?公務員の方も考えているので教えてください。
ペンネーム:ボクは小さくありません。


誓約書を書かせる会社は増えましたね。多くの就職サイトやガイダンスで、誓約書には法的拘束力がない、とう記述を多く見かける様にもなりました。ただ、法的拘束力がないから気にスンナ、というのは大間違いで、誠実に対応することが原則ですね。
個人的には内定が出る前、もしくは内定承諾書を頂いた時点でその旨ははっきりと会社に言うべきだと思います。就職は結婚のようなもんだ!というコンサルもいますが、もしも就職を結婚と捉えるならば、内定承諾書を提出した後で辞退をすると言うのは、婚約破棄みたいなもんだ!ということになります。結婚直前に「いやー実は他の人とも結婚の約束をしていてねぇ」なんてことになったらもう、大騒ぎです。早く、誠実に対処する事が重要ですね。

Q.【大学講演からの質問】
mixiしてますか?マイミクお願いします。
ペンネーム:キトー


してます。でもマイミクのやりかたは良くわかんないです。そういう年代なのです。大変申し訳ないですが、勝手に探してください。

Q.【大学講演からの質問】
どうすればベンチャーおこして成功できますか?
ペンネーム:人生/(^0^)\オワタ


成功する方法はわかりません。というか、わかっていればとっくに自分でやってますね・・・。まぁ、行動力を持って、人との繋がりを意識的に増やし、そういった絆を継続させること。あとは意思の強さでしょうか。僕の知っている社長の多くは、こういった簡単な能力に秀でている方が多いような気がします。もう一つは熱烈な信心を持つことでしょうか。何かを一心不乱に信奉し、己の信念を貫かんとする人は、自然と周囲から尊敬されるような気がします。

Q.【大学講演からの質問】
どのような人材を企業は求めているのでしょうか。やらしい人?いやらしい人?
ペンネーム:ターニングポイント


「いやらしい」が元々の表現で「やらしい」は口語じゃないでしょうか。つまり同じような人物、ということですね。どっちの人間を求めているか、ですが、多分どっちも求められていないでしょう。仕事に真面目に取り組む人が好まれると思います。

Q.【大学講演からの質問】
大企業に就職したいと思っています。しかし、エントリーをするのもこわいというか、気が引けてしまいます。また、合格大学というところに有名大学しか名前がないので、どうすればいいですか?
ペンネーム:匿名希望


合格大学ってなんでしょうね。jjc-netにも一応記述はありますが、そんなもん、気にしても仕方ねぇよな、と思っているところもあります。卒業学校名が変わるわけではないし、全ての学校が掲載できるわけでもないし…。エントリーはすればいいのではないでしょうか。月並みな言い方ですが、まずはしてみないと何も始まりません。その後はその後のステップです。気が引けるのはなぜだろう?自信がないからかな?挑戦して、失敗と成功を積み重ねないと、自信なんてつかないと思います。大企業にこだわる理由が何かは知りませんが、こだわりが強いなら躊躇する理由は特にないと思います。

Q.【大学講演からの質問】
求人を探すポイントは何ですか?
ペンネーム:モモ


まず、自分のこだわりをはっきりさせること。逆説的ですが、そのためにも、早い段階で、実際に色々な企業を見てまわる、ということが大事です。自己分析が大事、とどこを見ても書いてありますが、僕は実際に会社を見てまわることの方が実は大事だと思っています。実際の企業を回る事ことによって、具体的なイメージに繋がるし、自分の中の「何」が「仕事」に向いているのかも判ってくると思います。企業を見ていない状態では、どうしても机上の空論というか、イメージだけの話になってしまうと思います。最初は自分と企業の接点を探す、という目的で企業研究をするのもいいのではないでしょうか。

Q.【大学講演からの質問】
勉強するのにオススメの本は?
ペンネーム:マスT、ABC


就職活動用の、ということですかね?僕はあんまり就職活動用の本を薦めていません。半年で読まなくなるからです。自己分析なんかの話を踏まえて考えると、自分が昔読んで印象に残っているけど、中身の細部まで覚えていない本なんかを読むのを薦めてはいます。自分の構成要素の一端が見えると思います。よく、就職支援サイトで経済の本とか、企業再生の本とか、仕事の習慣付けなんかの本をお勧めしていますが、僕はあんまり推薦しません。現実が伴っていないときに読んでも仕方がないし、社会人の屁理屈が多いような気がするからです。もしもどうしても、というならば話題の本をハードカバーで買って、移動時間に読んで、好きな文章や表現に線を引いて、というのがいいような気がします。多読よりも一冊の本を読み込むほうが身になると思っています。

Q.【大学講演からの質問】
関東など北陸以外で就活をうまく進めていくには?
ペンネーム:マスT、トヨタ


まず、家族との話し合いですかね。毎年ある話なのですが、内定が出て東京に行く、という段になって親が猛反対することがありますね。これは基本的な話ですが、仕事や就職活動の話をご親族とされると良いと思います。実際の活動では時間的・経済的制約がついて回ります。友達を探して車の乗りあいをする、移動先での宿泊を確保する、などが挙げられます。1社の面接の為にわざわざ宿を取るのは勿体ないです。もう一つ、早い段階で、東京で開催される合同企業説明会に参加して見ること。とにかく規模の大きなイベントや首都圏の活動の流れを実感してください。北陸のペースとの違いに驚かされますし、刺激にもなると思います。活動を惜しまない様にしてください。

Q.【大学講演からの質問】
どの職についても役立つ資格があれば教えていただきたいです。就職するまでに取得したいと思っています。
ペンネーム:匿名希望


う~ん、運転免許くらいじゃないかなぁ。どの職でも役に立つのって。資格は特殊な仕事(医者とか薬剤師とか)を除けば、せいぜい参考程度にしかなりません。というのも、学生の内は実務が伴っていないからですね。知識としての評価はあるかもですが、野球の入門本を暗記するほど読んでもプロ野球選手になれない様に、知識と能力は比例しません。
もしも就職するまで、という意味で捉えるなら取ったほうがいい資格や習得しておくといい知識は、内定先の企業に聞くのが一番確実です。

Q.【大学講演からの質問】
就きたい仕事が大学の学部と関係ない場合、就職に有利不利が出てきますか?
ペンネーム:モモ


でるでしょう。すくなくとも、理由は聞かれるはずです。説得力のある理由がない場合は当然不利になるでしょうし、逆に納得できる理由だった場合は有利にもなるのではないでしょうか。その学部を選んだ理由、なぜそれに関わる仕事に就かないのかという理由、そしてその仕事を選んだ理由。そういったものの全てが関わってくるでしょう。また、大学で学んだ事が面接で話しにくくなるので、そういった意味では、不利とはいわないまでも苦労するかも??

Q.【大学講演からの質問】
内藤さんはどんな就職活動をしたんですか?どんな風なコツやポイントをつくって就活に挑んだのですか?
ペンネーム:BA7


僕が就職活動をしているときは求人倍率がどん底の時代でした。インターネットというツールが発達していなかった上、僕の専門は翻訳だったので、非常に苦労しました。最初は翻訳の会社を探していたのですが、そんなマイナーで小さな会社がデカデカと広告を出すはずも無く、日本全国の電話帳をできる限り集めて、定規引いて電話かけました。電話のマナーなどが気にならなかったわけではないですが、そんな優雅な事を言っていると就職できない時代だったんですね。3日で東京、名古屋、大阪、で東京に戻り、最終日の夕方に金沢で面接、という強行軍がありましたね。今では腰が痛くてとても無理です。コツもポイントも無かったですが、機会は逃がさない事、金にこだわらない事、正直であることを心がけましたね。面接ではジャッキー・チェンと香港返還の話をしていました。好きだったから。あまり参考になりませんね。すいません。

Q.【大学講演からの質問】
面接の時に短所を聞かれた場合は、正直に答えて、どのような工夫をしているかを素直に伝えるのがBESTでしょうか?
ペンネーム:袋ネズミ先輩


BESTかどうかはなんとも言えませんが、それ以外の答え方がないと思います。ただ、面接官が聞きたいのは、まさに工夫と努力のことだとは推測できます。これは長所も同じで、例えば自分のPRポイントがソロバンだったとしても、会社でソロバンを使う機会はまず滅多にお目にかかりません。ソロバンを通じて学んだことや、その他の潜在・顕在能力が評価されるのでしょう。インカレでカヌー優勝!という出来事があっても、それが内定の決め手にはなりません。仕事でカヌーに乗る機会は少ないからです。同じ様に短所や失敗談も、その事実が大事なのではなく、それらから学んだことや、短所に対する工夫、取り組みが評価されるといえるでしょう。

Q.【大学講演からの質問】
今は株は買い時ですか?
ペンネーム:人生/(^0^)\オワタ


すいません、僕に聞くのは大いなる間違いです。後悔はしていませんが、今の所、損はしています。
個人の興味に依存することですし、お金の話になりますので無責任な発言は避けますが、経済の勉強という意味では、株をやっていることは非常に勉強にはなりました。そういった意味での授業料としては決して高くは無かった程度の投資しかしていません。

Q.【大学講演からの質問】
結婚はまだですよね?^□^
ペンネーム:近藤武蔵


既婚者です。

Q.【大学講演からの質問】
なぜその仕事を選んだんですか?タイミングは?やりがいは?
ペンネーム:穴世界、BH、きむ総書記


まず、大手企業にはまったく興味がありませんでした。今もありません。中小企業でライバル企業をいかにして出し抜くか、の1点に興味があります。選んだ理由はいくつかありますが、前職を辞めて就職活動をしている時に、今の会社、人材情報センターで面接をしていただいたのですが、この会社は人を役職で呼びません。社長も「さん付け」です。本人曰く照れくさいそうです。そんなところが気に入ったんでしょうね。やりがいはなんでしょう。やりがいはなんだろう、と考える余裕がないくらい忙しく頭を使えることと、お客さんに直接影響力を与える事ができることでしょうか。月並みですが、そんなところですね。

Q.【大学講演からの質問】
私は頭がチリチリです。企業の内定とれるでしょうか?教えてください。
ペンネーム:ターニングポイント


天然パーマなんですね。別に関係ないと思います。一般論ですが、姿形は仕事に必要かどうか、という話ですし、べつにあえて変える必要があるとは思えません。自分で気にされるかどうかだと思います。もしもあまりにも気になるようならば、その旨、一言面接の時に告げた方が良いと思います。

Q.【大学講演からの質問】
理想と現実のギャップがコワイです。
ペンネーム:BH


どんな理想を持たれているのかによりますが、現実の中で生きている人の方が圧倒的に多いこの世の中、コワがるほどのことは特にないと思います。ギャップはあるでしょうが、ギャップがあるからこそ、「理想」は理想と呼ばれるのです。そしてまた、現実を理想に近づけるために毎日の生活と努力があるのでしょう。きれいごとかもしれませんが、そんな風に思っています。もう少し具体的言えば、理想と現実が違うということを嘆くよりも、何がどれくらい違い、どうすれば実現するのか、ということを考えて改善しておくほうがスッキリしますし、楽だと思います。

Q.【大学講演からの質問】
現在、どんな業界、業種、職種に就こうか考えが無いし、やりたいことが分かりません。どうしたらいいのか教えてください。
ペンネーム:クロマティ


まず、絶対的知識量が少ない段階では、それらを判別することは不可能だと考えています。データがない、比較対象がない、という状態では、対象の良し悪しを判断する事が出来ないからです。異性との付き合いなんかもそうですが、友達づきあいを通じて、好意を持ち始め、恋愛に発展するのが多いんじゃないかなぁ、と思います。判らないから動かない、ではなく、判らないからこそ動く、が王道だと思います。

Q.【大学講演からの質問】
私の大学からでも就職できそうな有名企業(一流企業)はどこですか?
ペンネーム:かりんとう教(目指せ☆美白!!鈴木その子!)


有名企業を名の通っている会社だとしたら、片っ端からエントリーをして、少しでも倍率が低いところにアタックすれば可能でしょう。ただ、それに一体どんなメリットがあるかはわかりません。結局大事なのは、その「会社がいい」という理由だと思います。なぜ有名企業がいいのか、ですね。
一流企業ってなんでしょうね?定義によるのでなんともお答えできません。現在が一流の会社であっても、これから先、ずっと一流であるという可能性はありません。逆にその会社を「一流」にし続けるために社員は頑張るのでしょうね。そういう意味では学校名って関係ないんではないでしょうか?自分がその会社にとって、どんな将来を提供できるのかが鍵なんだと思います。ただ、これはどんな会社でも一緒でしょうね。

Q.【大学講演からの質問】
名刺って必要ですか?名刺を貰って、自分の名刺を持っていないときは、そのままもらったままで良いですか?
ペンネーム:BA7


返すのも変でしょう。そのまま貰ってください。せっかく先方の名前や役職や連絡先がわかるのですから、お礼状なんかを出すと少しステキかもしれません。自分の名刺が必要かどうかですが、あるに越したことはないですが、絶対ではない、と思います。ただ、これは大学の講演でもよく言うのですが、一人暮らしの女性などは、あまり住所を載せないほうがいいとは思っています。まぁ、個人的の好みではありますが。

Q.【大学講演からの質問】
就活で緊張をほぐすために何か音楽を聴くとしたらどんな曲が良いでしょうか?
ペンネーム:袋ネズミ先輩


なんでもいいんじゃないでしょうか。自分が好きな音楽でいいのでは?アルファ波だかかめはめ波だかがどーとかこーとか、という話を聞きますが、面接は緊張するものですし、相手もそれをわかっているので、不自然にリラックスするのもどうかと思います。僕の場合は坂本龍一とかチャーリー・パーカーなどが多いです。ただ緊張をほぐすためと言うよりも、テンションを上げるために聞くことが大半です。歌詞が入っている一般的な「歌」はあまり聞きません。でもB’z好きです。

Q.【大学講演からの質問】
仕事をしている友人はいい人ですか?
ペンネーム:穴世界


同僚のことですよね。悪い人はいませんし、いやな人も特にはいません。事実がどうかはわかりませんが、ただ単に、他人に対してそういう興味を持てないからかもしれません。それはそれで困りモノですが。
ところで、「いい人」の基準ってなんでしょう。多くの人は「自分にとって」好ましい人物かどうか、で判断をします。客観的ではないんですね。結局、周囲の人を「いい人」と捉えられるかどうかは、その人物の長所を明確に理解する事が出来るかどうかだと思います。つまりは自分の問題ですね。

Q.新聞は全部読まないといけないのですか?



じっくり読んで、一番大事なのは自分なりの考えを持つことです。人の意見を読み聞き、自分の考えを熟成させていく。時事ネタに強くなるとは、「知っている」ことではなく、「自分の考えがある」ということ。新聞を読んで満足してしまわないように。読む、考えるという習慣をまずはつけましょう!

2008年11月11日火曜日

Q.ぶっちゃけ企業にとって、事務の採用枠って少ないのですか(年々・・・)。技術者が必要なのでしょうか・・・。



はい。その通りです。一つの会社を見てもらえればわかりますよね。事務職の社員数と営業や技術職の人数が同じと言うことはおそらくないんじゃないかな。年々・・・、といっていいかどうかはわかりませんが、事務職に長期雇用が多くなってきた昨今、当然のごとく募集人数は減少します。もう少し大きな見方をすれば、事務職はなんとなく職務の内容が見えにくいため、プロフェッショナルに育てにくいという事や、能力とのマッチングが難しいなど、様々な理由が挙げられます。外国のように事務職のプロフェショナルが誕生する社会は、実現まで時間がまだかかりそうですし、ね。

2008年11月10日月曜日

Q.事務職にこだわったり、勤務地にこだわったりすると企業側からすると印象は悪いですか?



別にそんなことはないと思います。大事なのは理由ですね。「自分のこだわり」と「企業のこだわり」の部分が一致するかどうかはわかりませんが、自分の中で勤務地や職種にこだわりがあるのでしたら、それはしっかりと主張すればいいと思います。それが納得性の高い理由だとしたら主張として認められると思いますし、そうでなければ却下されます。また、それが理由で採用をためらう企業もあるかも知れませんが、自分のなかで、それらに対するこだわりが強い場合は、仕方がないとしか言えませんしね。

2008年11月9日日曜日

Q.採用情報がHPになく、企業に電話する場合には、正確な敬語を使わないと採用に響きますか?



全くかかわらないとは言い切れませんが、最低限の礼儀を押さえておけばいいと思います。自分の名前を名乗り、用件を伝え、相手の部署と名前を告げ、取り次いでもらう。話をした後はお礼をいい、本当に助かったと感じるのでしたらお礼状を出す。それだけといえばそれだけです。
ただ、電話は顔や身振り手ぶりが見えないため、声と喋り方で相手に先入観を持たれてしまいます。そういった意味では少し気をつけたほうが良いかもしれませんね。ただ、何にせよ、それだけで採用不採用が決まるとは思えません。

2008年11月8日土曜日

Q.会社選びの基準は皆は何ですか。私は自分に合うか合わないかです。



それでいいと思います。会社選びの基準は人それぞれでいいと思います。というか、それ以外ないんでしょうね。問題はその基準が、本当に自分で決めているかどうか、と言うところに落ち着くと思いますね。人の意見やなんとなくのウワサに流されるのではなく、自分の目で見て、自分の耳で聞いて、その結果自分が納得するのであれば、その会社がいいのだと思います。
敢えて言えば、「自分に合うかどうか」とは二つの視点があると思います。つまり、「自分に合っている会社かどうか」と「会社に合った自分かどうか」です。独りよがりになりすぎないで、バランスよく判断をしていくことも大事ですね。

2008年11月7日金曜日

Q.内定をもらえる人は、そうでない人と何が違うのか?



なんでしょうね。もらえる人はあっさりもらえるし、もらえない人は中々もらえない。これは人によって感じ方が違うと思います。また、内定を取る人はたくさん取っていて、取れない人は一つもない、という二極化が極端に進んでいます。よくよく観察してみると、これはどうも小手先のテクニックの話ではないな、と思うことが多くあります。内定を取る人に多く見られる共通項を挙げるとしたら、
1.目的がはっきりしている
2.明るく前向きである
3.野心がある。(出世欲ではなく、何かを成し遂げたいという決意みたいなもの)
4.よく笑い、よく喋る
などでしょうか。あくまで主観ですが、一緒にいて楽しいと思う人ですね。当たり前と言えば当たり前ですが、初対面の人間にまでそう思わせるのは、「素直でオープンな気の利くでしゃばりさん」だからでしょうね。すごいな~と思います。すいません、答えになっていませんね。

2008年11月6日木曜日

Q.どういったときに企業にメールや手紙をだせばよいのですか。例えばエントリー後の企業からのメールなどに返信などは必要なのですか?



カンタンに言ってしまえば内容によりますね。Webで説明会や企業に登録したときに送られてくるメールは自動返信の場合が多いです。返信しても届きません。個別の案内などが来た場合はメールを送ったほうがいいと思います。また、説明会や、「わざわざ時間を割いてくれた」と感じたときは素直に御礼メールを出したほうが良いでしょうね。要は、「自分が必要だと感じたとき」で「御礼を伝えるべきだと思ったとき」です。

2008年11月5日水曜日

Q.大学の教授からの推薦状は出したほうがいいのか?出すとしたらいつ出すのか。



推薦状については企業によって違うので、企業に確かめるのが一番。というよりそれしかない。
昔ほど多くないですが、それでもチラホラ推薦状の提出を求める会社もあります。
提出のタイミングですが、企業側から必要書類という事で通知があると思いますが、もし不安なら、試験前に電話で確認をして見ましょう。
通常、書類の提出は試験前(履歴書等)か入社確定後(保険関係書類等)のどちらかです。
まぁ、推薦状と言っても形式だけの場合が多いので、最近は内定確定後、と言う場合も増えましたが。
ということで、一般的には
1.企業側から通達がある。卒業見込み証明や成績証明と同じく、連絡される。
2.不安なら「試験前」に「電話で」確認する。←特に第一志望の会社なら、念のために確認してもいいと思います。
電話で、と言うのは、各種書類は申し込んでから日数が必要な場合があるため、相手が読んだかどうかがわからないメールでは不安が残るからです。重要で、すぐに答えが必要な事柄については、必ず電話で確認をしましょう。
余裕を持って早めに問い合わせる事をオススメします。

2008年11月4日火曜日

Q.就職できるのか不安でイライラしたり沈んでしまったりで、つらくて悩んでしまいます。



イライラ、こればっかりは仕方がない。
ただイライラは顔に出るからねぇ。でも、もしかして「今年就職」が目標になってないかな~?内定が目標になってないかな?
それはそれで間違いではないんやけど、就職する目的ってなんだろう?
僕は昔先生をしていたので、生徒たちの就職活動をたくさん見てきた。
3年間無職をしていて、今、フリーのアナウンサーしてるヤツ。
新規企業の立ち上げのメンバーに飛び込みで加わったヤツ。
子供の頃からの夢だった仕事に就活を通じて幻滅し、わざわざ留年して就活をもう1回したヤツ。
みんな就活を「利用」して成長していったと思う。何も就職をする事だけが人生じゃないからねぇ。
就職活動が楽しめないってことは、楽しくない就活で就いた仕事を楽しめるかどうかわからなくなってしまう。就職は通過点だし、気楽に構えてもいいと思います。

2008年11月3日月曜日

Q.説明会を予約するときに企業に送るメールを書き方を教えてください。



あいにく、ココで文例を挙げてしまうと、内定のためだけのHow toになってしまうので、文例はなしです。
さてさて、あんまりこれと言ったルールはないですが、
・「宛名」会社名・役職・お名前
・用件(「冒頭に○○大学の~と申します」の一文を添える)
・署名
は押さえておきましょう。
「時候の挨拶」や「拝啓 敬具」ははっきり言って好みの問題だと思います(あれば無難、くらい)。
ところで社会人になったらメールを送る機会は増えると思うので、もしどうしても文例などが欲しい、と思うようでしたら「新入社員用の文例集」や手紙の書き方、マナー講座と言った本があるので、 就職後の事も考えて1冊購入しておく事をオススメします。特にマナー講座の本なんかは、面接なんかでも応用の利く事が結構書いてあるので(お辞儀の仕方・服装など)、長い目で見れば断然オトクです。

2008年11月2日日曜日

Q.Uターン就職か、県外で就職か、まだ決まっていませんが、どちらか一方に絞って就活をすればいいのでしょうか?



決まってないのならば両方を平行してやったほうがいいとは思います。
ただ、時間的・費用的な負担は大きくなりますし、時間の使い方も難しくなります。企業を回っていれば、いずれ決まってくると思いますが…。
ただ、大事なのはどちらかに絞ることではなく、自分の中の優先順位。わかりやすくいえば、「どうして決めかねているか」ということ。
僕は長野県の出身だけど、就職は北陸でしてしまった。まぁ、北陸にいる理由があったからやね。やっぱり最初は、地元に戻ろうかどうしようか悩んではいたけれど、結局地元で就職するメリット・デメリット、北陸で就職するメリット・デメリットを考えて、北陸に決めました。悩んでいるのは理由があるからであって、その理由によってどうすればいいか、決めればいいんじゃないかな。

2008年11月1日土曜日

Q.自己分析の仕方がわかりません。



もしかして自己分析を難しく考えすぎているんじゃないかな?自己分析とは、自分が何者なのかを見つめること。
どんな映画が好き?それはどうして?
何をしてると楽しい?それはどうして?
こういうことの繰り返しですね。
どんなことでもいいと思います。自分の特徴を現す単語を50個書き出してみましょう。 その中には「慎重」と「大胆」といったようなまったく逆の性質があるかもしれません、 人間はそんなに単純にできてないから当然です。「寝起きがいい」だって立派な特徴のひとつ。そういうものの中から就職活動につながるものを拾い出していけばいい。無理に就活のため、と考えるのではなく、自分の昔話を自分に聞かせるぐらいでいいと思いますよ。

2008年10月31日金曜日

Q.就職活動のやる気が起こらないときの対処法を教えてください。



そうやね~。難しい質問やけど、まず、なぜやる気が出なくなったかによるのでは?
僕が就職活動をしたのはもうずいぶん前だけど、なんか行動できんな~というときは、映画会社に電話してみましたね。というのも映画が好きだったから、就職活動中という立場を利用して、アポを取ってみたりしていました。別に入りたかったわけじゃないんだけど、「僕は社会勉強中」という名目で遊んどったわけですね。
今考えれば失礼なことをしたなぁ、と思ったけど、今では絶対にできないことだから、いい経験をしたとも思う。
不採用になったりすると確かに落ち込むこともあるかもしれない、というか絶対に落ち込むと思う。
でもそれは偶然、今のその会社に今の自分が合わなかっただけであって、1年後はわからない。
もしかしたら転職で入社することになるかもしれないし、お客さんになったりライバルになったりするかもしれない。
ということで、やる気が出ない理由に応じて対処法は違うと思う。内藤流は「社会勉強と称していろいろな会社をつまみ食い」する、でしょうか。

2008年10月30日木曜日

Q.【大学講演からの質問】
大学院卒の女性が就職しにくいというのは本当ですか?
ペンネーム:てふ


ペンネーム欄に可愛い絵が描かれていました。こういう優雅さが人生に温かみを残してくれるのでしょう。さて、ご質問の件ですが、実感としてそうかもな、と思うことはあります。院卒の場合、新卒入社時の年齢が高い、初任給が高い、専門性が高くて仕事が継続的にない、などの理由で敬遠される場合もあります。ただし研究開発職などの特定職種ではあんまり関係ないような気がしますね。
進学を考える際は、(ある意味学士よりも)目的意識を持って充実した学生生活を送られる必要があるといえます。

Q.【大学講演からの質問】
不況に左右されない会社、本当に安心な会社はどこを見ればわかりますか?そういう情報はどこで集めますか?
ペンネーム:匿名さん


株がすごいびっくりしちゃうような状態になっている僕に意見を求めるのはどうかと思いますが・・・。生活必需品を扱っている会社は景気に左右されにくいでしょうね。ただ、いまから安心できる会社とは、と言われても、正直答えかねます。これから定年まで40年近くあるのに、40年先の会社の保証なんて誰も出来ません。
ついでに言えば、安心な会社にはいるから安心できるのではなく、入社してから安心できるような会社に「していく」ことが仕事です。皆が皆「安心できる会社」と思って入社したら、きっとその会社は「安心できない会社」とかになるんでしょうね。他力本願も時には必要ですが、人生ここ一番で他者に頼るのは自滅への第1歩だと思っています。

Q.【大学講演からの質問】
複数の種類の業界に手を出すと印象が悪くなるという事を聞いたのですが、個人がどの企業にエントリーしているか、などは会社に伝わるのでしょうか?
ペンネーム:財政破たん


ありえない、とは言い切れませんが極めて少ないでしょう。JJCのような就職支援をしている会社では、誰がどんな会社にエントリーしているか、調べる事が出来ます。では、現実的にそんなことをするか、といわれればNOですね。北陸だけでも何千人もの学生がエントリーする中でそんなもん調べている時間が全くありませんし、そもそも個人情報保護法に反するでしょう。人事担当者同士の横の繋がりで誰それが・・・という情報のやり取りはあるかもしれませんが、個人の志向についてベラベラ喋る担当者は、僕の知る限り一人もいません。
極めて個人的な感想ですが、複数の業界を見ることは良いことだと思います。いろいろな業界を比べたんですが、その中でこの業界(企業)に一番惹かれました、というのが普通だからです。

Q.【大学講演からの質問】
大学院に行く予定で、就活はするべきですか?内定がある状態で大学院に行くことになったら、会社には何と言えば・・・?
ペンネーム:けん


基本的に大学院進学しか考えていないと言うことなら、どちらでも構わないのではないと思うのですが、就職活動にとらわれず、いくつかの会社を見てまわるのはいい経験になると思います。大学院に進学したとしても、数年後には同じ様に就職活動をすることになるわけですし、そのときのことを考えて企業を見るのは面白いと思います。大学院に合格した際はどう言えばいいか、ですが、正直に言えば良いです。イヤミの一つも言われるかもしれませんが、それは自分で選んだ道なんですから、仕方がありません。それも就職活動だと思ってください。ただ、内定、合格の両方が出てからゴメンナサイ、実は院に行くんです、というのはあまり良いことではありませんね。もしも企業を受験するならば、進学と就職と迷っている旨は事前に伝えるべきでしょう。実際、就職活動を通じて、ヤッパ進学よりも就職の方が良いかも、と思われるかもしれませんしね。

Q.【大学講演からの質問】
就職サイトに載せる料金ってどれくらいですか?主な就職サイトの料金が知りたいです。
ペンネーム:けん


個人的には、こういう好奇心から来る質問は大好きですが、他社の料金について漏洩するのは仁義に反するのでできませんし、料金表を見たわけでもないので正確な金額を知っているわけでもありません。あしからずご了承ください。ただ、JJCのような業界は企画販売なので、この媒体でいくら、と言う営業活動は、おそらくあんまりしていないです。

Q.【大学講演からの質問】
住宅補助、社員寮の有無などは聞いても大丈夫ですか?失礼でしょうか?どこまでが大丈夫で、どこからが失礼なのか、よく判りません。
ペンネーム:マサムネ


福利厚生について聞くのは全く問題ないでしょう。というか、もしもそれらの待遇がある場合は、大抵公開されている情報にのっています。気にしないでも良いです。「失礼」の基準は特にないです。自分が「これ聞いたら失礼かな」が基準です。そういう時に「こんなこと聞いたら~」の言葉をつけるといいでしょう。礼儀とは、自分自身のセンスに正直になれば良い、が答えでしょう。ある意味、それも自己分析の一つです。一ついえることはマサムネさんは謙虚な心があるのでしょうね。それは大事にしてください。もし迷うようならば、事前に「こんなコト聞いたらあれやけど、」と前置きをおけばいいでしょう。言って損するわけじゃないです。

Q.入った企業で自分の専門分野が活かされるかどうかは、直接その企業の人と話す以外にはわからないのでしょうか?その他の方法はないのでしょうか?



まず、他の方法があるかどうかにかかわらず、直接話すという方法が一番参考になることは間違いありません。チャンスはいくらでも「作る」ことができると思うので、時間と相手が許す限りは積極的にチャレンジしてみましょう。さて、他の方法についてですが、意外と分かる方法が取引先、特にお客さんを調べることです。企業は何かを提供して利益を出す組織です。お客さんが求めている製品やサービスを提供しているわけですから、お客さんが求めているものが分かれば自分の専門性が適合しているかどうかわかる場合があります。お客さんを調べておくと面接のときにも役に立ちますよ。

Q.ネクタイの色はどんな色がいいですか?



どうも、ネクタイが似合う学生って少ないですよね。どんなネクタイしても、どうも似合わないような気がします。あれってもしかすると初心者マークみたいなもんかもしれません。スーツ屋さんの○点セットでよいのではないでしょうか。
しいて言うなら、自分の見た目よりも目立つ、目を引くようなネクタイは止めてください。ネクタイが受験するわけではなく、アナタが受験するのですから。

2008年10月29日水曜日

Q.北陸では、やっぱり結婚退職が普通なのでしょうか?



どこからヤッパリ、という言葉が出てくるのかわかりませんが、経験則で言えば、結婚退職の理由は、会社の都合というよりも、本人の都合のほうが多い気がします。
「主人の希望で」とか「相手が転勤の多い人なので」などです。これは会社の都合というよりも、本人同士の都合や話し合いの結果なんでしょう。。
ただ、社内結婚の場合は、男女どちらかに退職勧告があるかも知れません。それって、なんか見てる方も照れくさいからじゃないでしょうか。

2008年10月28日火曜日

Q.企業の求める人材とは?



あたり前ですが、それは企業によって違います。
でも逆に「どんな企業でも求めない人材」ははっきりしています。
1.行動しない。
2.コミュニケーションがとれない。
3.態度が悪い
などです。
解りやすく言えば、友達になりたくないタイプ、でしょうね。友達にしたい人(あるいは付き合って見たいタイプ)は人それぞれだけど、絶対にイヤ、というタイプは案外共通しているものだと思う。
採用の担当者から見れば、「仕事仲間」を探すわけだから、感覚もそれほど遠くはないと思います。ただ、そこに「潜在能力」が絡んできているだけのことではないでしょうか。
また、一般的な「いいヤツ」は当然人気が高いです。
1.行動力がある
2.リーダーシップがある。
3.元気
これは小学校の頃にクラスに一人はいた「人気者」そのものではないかな?でも全員がクラスの人気者ではなかったよね?ある人は勉強の時、ある人は体育の時、遊びの時・・・これが「特徴」「個性」ですね。この特徴は企業によって必要か不必要かが違うと言うこと。
余談ですが、とある上場企業の社長が「私は愛嬌を重視しますね」と仰っていたのが、非常に印象深く残っています。

2008年10月27日月曜日

Q.【大学講演からの質問】
グループディスカッションなどで、自分の意見をまとめて話す事が苦手なのですが、瞬発的に自分の意見をまとめるにはどのような工夫をすればいいですか?
ペンネーム:ギャオス


瞬発的に意見をいう人が優れているわけではないので、個人的にはそのままでも構わないと思います。まぁ拙速巧遅という言葉がありますが、ポイントは焦って上手く喋ろうと意識しすぎないことでしょうか。他の人の意見を聞いて、ちゃんとメモを取り、最後に発言する、でもそれほど問題はないと思います。あとは普段から考えるクセ付けをしておくといいかもしれません。咄嗟に意見を言えないのならば、色々考えておけば良い、です。ディスカッションが苦手、という学生さんの多くは、討論が苦手というよりも、普段そんなコト考えたこともねぇよ、という場合が多い気がします。逆に意識的に友達と政治経済についてムダ話をしてみるとかも効果あるんじゃないかなぁと思うのですが。

Q.【大学講演からの質問】
自己分析の「能力」で思いついた事が、「レジ打ち」と「マインスイーパー」だったんですけど、そんなのでも大丈夫ですか?
ペンネーム:ネコバカ


パソコンについているゲームって単純な反面、独特の魔力がありますよね。クリアするまではやめないぞ、とかクリアしたらクリアしたで、連勝に挑戦とか。あれ、なんでしょうね。仕事用のパソコンはゲームを削除してしまっているのでできませんが、無性にソリティアがやりたくなります。
さて、能力についてですが、能力そのものにはたいした意味はありません。その過程での努力や、そこに熱中する嗜好が問われています。「レジ打ち」と「マインスイーパー」から発展させる事がミソです。

Q.【大学講演からの質問】
これから伸びる製薬企業は?営業(MR)に必要な能力とは?
ペンネーム:Bowz


まず、jjcのスタンスとして、具体的な社名については一切お答えをしていません。それを調べて見極めるのも就職活動のひとつだと思っているからです。ついでに言えば、このとんでもない経済環境で伸びるかどうかは誰にもわかりません。Bowzさんが新卒で入社して、定年を迎えるまでまだ40年あります。そのときの経済環境がわかる人はいないでしょう。今の経済環境を昭和43年に予測するのと同じです。ピンキーとキラーズの時代です。3億円事件の年です。とは言え、何も答えないのも心苦しいので少しだけいうと、製薬業界はご存知の通り、外資系のメーカが非常に強くなってきました。国内メーカは対抗策としての合併などを通じて対抗策を講じていくんじゃなかろうか、と思います。俗に言う業界再編ですね。
MRに必要な能力ですが、かつてはMRといえば厳しい業界でしたが、昨今はジェネリックなども含めて、製品の進化速度や業界の動きなどを含め知識量の必要な仕事だと思っています。

Q.【大学講演からの質問】
自分の取説どこにおいてきたんでしょう?
ペンネーム:くーげるしゅらいばー (ドイツ語でシャープペンシルっていう意味です。必殺技っぽくないですか?(笑))


大学の講演で、「自分の取扱説明書をさがしてみようね」というような話をしたことについての質問です。
さて、自己分析みたいな話になりますが、人間の価値観の形成は、「出会い」がきっかけになる場合が多いですね。「生きることは故郷を求めることだ。」などと、イキナリ思いつく人は少なく、本を読んだり、話を聞いたり、音楽を聞いたり、そんな出会いの積み重ねで育つ事が多いと思っています。僕個人のことで言えば、映画や小説が多いかなぁ、と思います。昔読んだ本や映画などを思い返すと、自分の人格形成に影響を及ぼしたな、と思える作品が多々あります。そんな本を再度紐解いて見てはいかがでしょうか。
と、書いていて思いだしましたが、就職活動の時、自分の原点ってなんだろうなぁ、と考えながら、小学生の時に好きだった佐藤さとる先生の物語を読みました。原点とまでは行かないですが、構成要素の一つは再発見できたと思います。

Q.【大学講演からの質問】
私の心の中には「お天道様」がいます。それをアピールしたいのですが、大丈夫でしょうか。
ペンネーム:くろぶー


難しい質問ですね。というか、質問の中の「お天道さま」の定義にもよるかもしれませんが・・・。お天道様とは太陽のことですね。日本人的な雅な表現だと思います。誰も見ていなくても、お天道様は見ているよ、だから悪いことしちゃいけないよ、という戒めは良く聞きますね。法治ではなく、個人のモラルに基づいた社会環境でしか育たない概念だと思います。そういう意味ではあまり心の中にいるものではないかもしれません。
さて、ご質問の件ですが、大丈夫かどうかは別として、自己PRには客観的な証明が必要になります。自分は行動力がある、なぜならばこれこれこういう出来事があったから、です。したがって他者が確認できないことはアピールしても説得力に欠けるかもしれません。
だってみえないもん、といわれたらそれまでです。

Q.【大学講演からの質問】
会社の希望する人材と自分があっていなかったらどうすればいいんですか?
ペンネーム:ないとう


まず大事なのは「その会社に入社したいかどうか」だとみます。合っていなかったら諦めるのか、といわれればそういうことはあんまりないですよね。ベタですが、「積極的な人材」を求める人物像に挙げている企業があったとしましょう。でも自分は「積極的だとは思えない」場合ですね。考え方は二つ合って、一つは「それでも積極的な自分」をPRする。もう一つは「積極的なところ、ではなくとも、自分が誇れる部分をPRする」ですね。自分で自信がないことをPRするよりも、堂々と誇れることをPRした方が良い結果を産みやすいのでは、と思います。何しろ話がしやすいでしょう。
これは企業の方にもいうことなんですが、「当社が求める積極性とは何か?」という定義がない場合が圧倒的に多いです。コミュニケーション能力とは何か?とかね。自分で自分が「こうだ」と思うならば、それをPRしたほうがいいのでは?具体的なスキルがない場合でも、入社前に、あるいは入社後に、どういった過程でそれを身につけようか、と考えることも大事ですね。

2008年10月26日日曜日

Q.現段階(10月)である程度は就職する企業を絞り込む必要はあるか?



ないと思います。 企業は絞られてくるものであって、絞るものではないと思うからです。いつまでたっても、というならサスガに考えますが、最初は情報をできる限り集めることの方が重要じゃないかなぁ。
絞られない、というのは
1.絞られるための情報が少ない
2.自分が何をしたいのか、自分には何ができるのかが明確ではない
のどちらかではないでしょうか。程度にもよりますが、最初から自分でわざわざ選択肢を狭める必要は無いです。

2008年10月25日土曜日

Q.【大学講演からの質問】
資格とか何も持っていないんですが大丈夫でしょうか?もう、最近、後悔しまくりです。何かとっておけばよかった。
ペンネーム:ACディ氏


ペンネームにセンスが光ります。さて、資格ですが、持っていたほうが有利な資格というのは、そんなに多くはありません。薬剤師や医者みたいな無茶苦茶特殊な資格は、「あったほうがよい」ではなく「無いと受験すら無理」ですね。それ以外の資格について言えば、資格を持っていることが重要なわけではなく、そのための努力、資格を取ろうと思った志向と思考と嗜好がポイントになります。どんな資格であっても取得の理由が「なんとなく」では意味がないのはおわかりいただけると思います。
強いて言えば運転免許だけは別です。北陸に限らず、公共交通機関が発達していない地方で就職しようと思ったら、運転免許は必須みたいなもんです。

Q.【大学講演からの質問】
どうして現場では血が流れるのですか?
ペンネーム:T.Jr


モルトケが電信技術を開発、軍事転用される様になってから、指示をする人と戦う人が別になりました。組織論の世界かもしれません。現場の痛みを上層部がわからない、という組織が生まれたわけですね。一般の企業では、昇格するには現場を経験しなければなりませんから、そういった場面は少ないとおもいますが、特定の組織では、イキナリ管理職からスタートする場合もあります。こういった時に、ご質問のような場面が現れるのかもしれません。ついでに言えば、組織が大きくなればなるほど、現場と本部の距離感が出る場合があります。必ずしもそうだ、と言うわけではありませんが、風通しの悪い会社では、現場での苦しみが正確に上層部に伝わらないこともあるかもしれません。組織を運営する上で、これからの課題ですね、きっと。

Q.【大学講演からの質問】
風俗店(パチンコ)で働いた経験を面接で話すことってどうなんですか?接客に厳しいところだったので、エピソードで話そうと思っているのですが、話すとどうも職種のこととかチラッとでてしまう気がして、どうしていいかわかりません。
ペンネーム:天然水



パチンコ屋で働いてた。全く問題ないでしょう。接客が厳しい所で頑張った。いい話じゃないですか。職業に貴賎なし、という言葉どおりです。自分にとって自信と技術を身につけた場所がパチンコ屋だったのならば、それで良いと思います。特に問題はないのではないでしょうか?そもそも、人事担当者が興味を持つのは、何をしたのかよりも、何を学んだのか、に主題があります。わかり易くいえば、「粘り強さ」を身につけたのが、大学のサークルだろうが、アルバイトだろうが、ドミノ倒しだろうが、ゴダールの映画を10本連続で見た経験だろうが、結果的にその「粘り強さ」が「仕事をする上で役に立つかどうか」が大事なのです。堂々と自信を持てば良いと思います。
職種について話を、と質問にありますが、もしかして接客がイヤなのかな?それはそれでいいんじゃないでしょうか。接客技術を身につけました。その経験を、今度はこんな仕事に活かしたいです、という意思は尊重すべき信念だとみます。

Q.【大学講演からの質問】
サプリの人たちが言っていた、本当の就活って何ですか?
ペンネーム:うっかりチャップリン



僕は言った本人でも、言われた本人でもないのでなんとも言えません。個人的な意見で言えば、就職活動に本当も何もないとは思っています。本人が納得出来ていればそれが一番なのかもしれません。「君は本当の愛を知らない」と言われれば、そうかもな~、とも思いますし、そんなことは無い、と思うかもしれません。受け取る側がその言葉で何に気がつくのか、が主題です。

Q.【大学講演からの質問】
このまま景気は悪くなりますか?
ペンネーム:うっかりチャップリン



どうでしょうね。僕の方が知りたいくらいです。僕は専門家ではないので、あまり無責任なことはいえませんが、景気と言うのは循環するものだと思います。そういう意味ではこのままずっと、ということは無いでしょう。それがいつなのか、ということは経済学者でも答えられないと思います。まぁ全世界の経済刺策が成功することを祈りましょう。

Q.【大学講演からの質問】
現在、学校で学んだ内容をムダにしたくないが為に、自然と職種を絞ってしまいます。この様に考えるのは普通なのでしょうか?ちなみに専攻は機械工学です。
ペンネーム:下水道



自然と、というところがミソだと思います。個人的には自分の可能性を「無理に(不自然に)」絞る事はオススメしていませんが、職種を考えるにあたって、自然にその職種を思いつける、ということなら問題なんじゃないでしょうか。自分で無理をせずにすんでいるわけですよね?それが一番でしょう。ただ、就職活動の途中で、他の職種を見るのもいいと思います。一つだけの価値感で突き進むのも人生ですが、ちょっと横道を覗くとステキな発見があるかもしれません。面接の時、「他の職種も見たんですが、やっぱ、この職種だと思いやんした」といえば説得力もあるでしょうしね。

2008年10月24日金曜日

Q.【大学講演からの質問】
いろいろな就活サイト・支援団体がありますが、選ぶポイントとかありますか?地元(新潟)での就職を考えていますが、やっぱりJJCですか?(笑)
ペンネーム:役職やりすぎてる。



いろいろな就活サイトを使えばいいんじゃないかな、と思ってはいます。僕はJJCの社員ですが、「いや~やっぱり、就活サイトはjjcだねっ!」という気はサラサラありません。そいういう大人の理屈はよろしくない。jjcの利益ではなく、自分の利益に基づいて就職活動をするべきだと思います。リクナビでも何でもいいじゃないですか。大事なのは、「役職やりすぎてる」さんが納得の行く就職活動をおくれることです。
さて、新潟のご出身ということですが、jjc-netは新潟までカバーしてません。していませんが、とてもお世話になっている「株式会社広報しえん」さんがにいがた就職応援団ナビというチョー有名なサイトを新潟で運営していらっしゃいます。ということで、広報しえんの野瀬山さんに電話で「コメントくれ」とお願いしました。

野瀬山さんからのメッセージ

にいがた就職応援団に登録すれば、新潟県の就職活動は、鬼に金棒!!
新潟情報の宝庫です!新潟県の企業掲載数No.1です。上・中・下越のエリアナビも充実してますよ!! 』

ちょっとテンション高めなのは、きっと残業で疲れているからですね。

Q.【大学講演からの質問】
私はできれば転勤したくないと思っているのですが、そうやって就職先を絞ると就職は難しくなりますか?また、転勤しないようにするにはどうすれば良いでしょうか?
ペンネーム:おでん



まず、就職が難しくなるかどうかですが、当然受験先に限定条件が出るので、企業は絞られてきます。ただし、自分の中で勤務地が非常に大事だと言うことでしたら、妥協をする必要はないと思います。転勤OKですか?と聞かれて、ウソついても仕方がないです。後になってあれは内定のための方便でした、とは言えないでしょうしね。転勤しないようにするには、という質問にはなんとも言えません、が答えです。強いて言えば、本社が金沢にあり、事業所が他県に無いところに就職すれば、転勤はしないですむでしょう。逆にそこら中に営業所があるならば、転勤は覚悟の上かもしれませんね。ただ、職種によっては地域限定総合職などもそれほど珍しくなくなりました。思いきって希望する企業に確認してみてはいかがでしょうか。

Q.【大学の講演からの質問】
阪神ファンかよ!阪神はいつBクラス常連に戻るんですか?
ペンネーム:中日ファン



阪神ファンです。おそらくキミが生まれる前から阪神ファンです。フフン。
さて、ご質問の件ですが、現在の阪神の快進撃を支えている年齢が40歳であることを考えると、若手の成長が不可欠な状況であるのは間違いありません。特に今年の阪神を見ていると、中でも投手の育成は急務ですね。1シーズンを通して投げきったのが、下柳選手が一番頑張った、という印象がぬぐえません。Bクラス入りがどうか、はこの1点にかかっていると思っています。真弓新監督に期待を寄せる部分でもあります。

Q.東京や大阪などの合同説明会にも行った方がいいですか?



良いと思います。理由はいくつかありますが、就活を抜きにしてもできる限り色々な会社を見ておくことは、きっと先々で役に立つと思います。費用的なところがあるのでなんとも言えませんが、
機会があれば覗いてみてはどうでしょうか?人の多さに度肝を抜かれます。希望する業種や職種が絞られていないなら、選択肢は多い方がいいと思います。旅行のついでに覗いてみても、決して損にはならないと思いますよ。

2008年10月23日木曜日

Q.何を基準にエントリーしたらよいんでしょう・・・。そしてエントリーするきっかけがないので、ズルズルと遅れている自分がいます。



基準は自分で決めればいいと思います。特にこうしなければならない、と言うことはない。あえて言うなら、「基準は出来上がるもの」では?何を基準に結婚相手を決めればいいんですかね?という質問と同じです。いろんな人とめぐり合うから基準が出来るのです。めぐり合う前に決まった基準は単なる思い込みかもしれません。

2008年10月22日水曜日

Q.どうやって合同セミナーがあるのかを知りたい。地元の合同セミナーや説明会の日程が知りたい。



いくつか方法はあるけれど、一番は「クチコミ」でしょう。人に教えてもらうのではなく、自分の持っている情報も提供する。
ところで、情報が集まるのは当然のごとく学生が集まるところ、すなわち大学です。
ということで、一番確実なのは、地元大学に通っている友達に聞くこと。地元にあんまり友達がおらん!と言う場合は、どこかのガイダンスなどで出会った学生さんと就活仲間になっておくと便利やね。こういうときには名刺があると便利ですよ。

2008年10月21日火曜日

Qエントリーはすればするほど良いのですか?



何故エントリーするのかにもよるけれど、おおむね「yes」と答えることができると思います。
というのは、エントリーした学生にだけ、会社説明会情報をながす場合もあるからです。
ということで、エントリーだけはとりあえずしておいて、その後企業から手に入れた情報から、それ以降の自分の動きを判断して行けばよい、が僕の答えです。

2008年10月20日月曜日

Q.就職サイトを見るときのコツってありますか?



コツというほどではありませんが、知らない単語をチェックし、メモを取っておくと良いでしょう。合同企業説明会や会社訪問時などに、話がわかりやすいです。別に就職サイトに限った話ではありませんが、就職活動では、短期間で多くの情報を処理する必要があります。そういった時に、予習復習は非常に効果的です。就職サイトはいろいろな企業を見ることが出来て便利といえば便利ですが、情報の保存性がすこぶる悪く、「見てるだけぇ~」状態に陥りやすいのでご注意を。

2008年10月19日日曜日

Q.自己分析は何のために必要なのでしょうか?やらなければならないですか?



個人的な意見になりますが、必ずしも自己分析が必要だとは思いません。
ただ、就職活動そのものが、自分の人生の目的や今までの経験、こだわりの根本などを発見するいい機会にはなると思います。
就職活動とは、自分と社会のマッチングです。自分のコレカラと社会の接点を見つけることを心がけばそれでいいと思います。あまり自己分析、という言葉にひきずられることは無いと思います。

2008年10月18日土曜日

Q.趣味が無い、または少ない(スノーボードなど期間限定の趣味しかない)場合、特技や趣味の欄はどのように埋めれば良いでしょうか?


まず、期間限定かどうかは問題ありません。プロ野球選手がシーズンオフの時も無職でないのと同じです。趣味が無い、という話を時々来ますが、それは自分がそれを趣味だと認識しているかどうかの差だと思います。休みの時に何をしているか、何を考えているか。ぼーっと考え事をしているなら「趣味 思索」でも構わないんじゃないでしょうか。

履歴書に記入するとなると、大仰に構えてしまう事がありますが、このあたりは素直に書いても良いと思います。「よし、君に趣味はスノーボードか、よし、内定」という可能性はゼロに等しいです。大事なのは趣味が何か、ではなく、その趣味を通じて何を学び、どのような成長があったか、ですね。

2008年10月17日金曜日

Q.学校で勉強したことは社会では全然役に立たない、と言われた。そういうもんですか?


僕はかつて塾の先生をしていたので、そういうセリフを聞くとなんだかちょっと悲しいです。社会人になると、学校教育で教えられたことよりも多くのことを勉強する必要があるので、そう思うだけではないでしょうか。ただ、学んだことが活かせるかどうかは職種や企業によるでしょうし、学んだことをどうやって活かすかは、各個人の努力と記憶と執念によるでしょう。手元に一万円しかないから家が買えない、この一万円はムダだ、とは普通考えません。家を買うために、元手の一万円をどうやって増やしてやろうか、が建設的に前向きです。金も知識もつかいようなのでしょうね。ついでに言えば、日本は学歴社会に依存しながら批判をするヘンなところがあります。個人的に言えば、ご質問にあるような意見を堂々と言えるほうが、どこかオカシイと思っているのですが。

2008年10月16日木曜日

Q.就職活動にも運は必要だと思いますか?


端的に答えるとYESだと思います。運も実力のうち、という抽象論ではなく、運をどういったタイミングで発露できるのか、がミソです。宝くじを考えてもらえればわかると思うのですが、どれほど運のいい人であっても、宝くじを買わなければあたらないのですね。運というのは、その運を使うためのチャンスをつかむためバックボーンとなる行動力がセットです。50%の確率で勝つ運試しゲームがあったとしましょう。2回しかやらなければ1回しか勝てませんが、100回やれば50回勝てます。勝率は変わりませんが、勝ち星が増えるのですね。先の宝くじと同じ話です。まずはその運を使うチャンスを引き寄せることが大事だとみます。蛇足ですが、ツキの語源は「憑く」です。狐憑きとかのあれですね。人間、いきなりわけがワカラナイ状態に突入して、予想外の成功を収めることも多々あります。それを期待するのもいいのではないでしょうか。楽観的無責任も時には大事です。

2008年10月15日水曜日

Q.今考えている企業が、去年は1人しか採用していないんです。今年は厳しいでしょうか。あと、事務職じゃない仕事で採用して欲しいんです。企業に直接質問してもいいんですか?

まず今年は厳しいでしょうか、という話に関しては、なんとも言えません。会社、業界によるでしょう。事務じゃない仕事で採用して欲しい、企業に直接質問しても構わないか、ということですが、むしろ、こういったキッカケを利用して積極的に企業に質問をするべきだと思います。失礼になるかも・・・と心配になるかもしれませんが、そんなことは決してありません。情報が少ない事に悶悶とするよりも、情報をとりにいったほうが手っ取り早いです。

2008年10月14日火曜日

Q.自己PRで人に誇れるエピソードがありません。

人に誇れるエピソードってなんでしょう?
僕も笑い話はいくつかありますが、誇れるような話はありません。
採用不採用の結論を下すのは企業です。自分自身で誇れるかどうか、よりも、ちょっと聞いてよ、私の個性を表すには、この話が一番いいのよ、と思うことを存分に語ってもよいのではないでしょうか。
きっと、派手なエピソードや誰もが引き込まれるような話を考えているのかもしれませんね。
大事なのは、自分のパーソナリティを伝えることだと思います。
去年の話ですが、珠洲市出身の学生が、東京に初めて一人で旅行した、とても頑張ったという話を模擬面接で聞きました。大学の提携校に留学した、という話よりもよっぽどリアルでした。人柄が伝わるというのは、そういうことかもしれません。

2008年10月13日月曜日

Q.内藤さんの就職活動の想い出ってありますか?

大阪本社の会社に応募した時、14:00に面接が開始だったのですが、朝起きたら13:00でした、という事があります。
面接はまだ始まっていないのですが、金沢からはどう頑張っても間に合わない、という状況です。
企業に面接試験辞退の連絡を入れた後、とにかく大阪から少しでも遠くに行きたくて、
佐渡島に行きました。道遊の割戸をみながら、人生こんなこともあるわな、と笑いました。

2008年10月12日日曜日

Q.アットホームな会社に入りたいです。見分け方ってありますか?

アットホームって家族的っていう認識でいいのかな?
家族っていう単位の特徴は二つあると思います。
一つは変な習慣があることです。僕が子供のころ、大晦日は家族そろって南松本のステーキハウスに行きました。そういう習慣って、考えて見れば少し変わってるんですが、当の家族には大事なんですね。
もう一つ、組織内方言が大抵あります。社外の人には絶対にわからない方言です。
聞いた事も無いような単語を社員同士で話して、むへへ、と笑いあってる会社は家族的だと思います。
ちょっと偏見ですが。

2008年10月11日土曜日

Q.転職について、企業はどのように考えているのか。

 離婚についてどう思いますか?離婚歴が無茶苦茶多いとどう感じますか?おそらく多くの人は理由によるでしょう、と答えると思います。一緒です。理由によります。転職でも前向きな転職と後ろ向きの転職があると思います。企業がどう捉えるかと言うよりも本人がどう捉えるかでしょうね。

2008年10月10日金曜日

Q.名刺って必要ですか?

名刺は「あるに越したことはない」です。企業規模にもよりますが、企業担当者は何千人という学生に毎年会うことになります。そう考えたら、少しでも自分を説明しやすいツールを作るのは、悪くないアイデアだと思います。個人情報を載せることになるので、独り暮らしの女性は記載情報に気をつけることをオススメします。

2008年10月9日木曜日

Q.自己分析の必殺技はなんですか?

自己分析の目的とは、「自分の長所をさがす」ことではなく「自分って何者なんだろう?」という気持ちで挑もう。その結果と企業研究の結果を合わせてすり合わせるのだ。
自己分析のイメージは「笑っていいとも!」の話を良くします。
これは「ゲスト」に「司会者」(タモリ)が質問をして、この人こういう人なんやで~、と「観客」(視聴者)に伝えることが目的。
自己分析に重ねて言えば、ゲストも司会者も視聴者も自分が行うだけのこと。
「自分」に「自分」が質問をして、「自分はどういう人なんだろう」と「自分」に伝えるということやね。
もっともらしい言葉で言えば「自己対話」ということです。ムリに自分の長所を探すとか、そういうことに傾倒しないで、素直な自分を見据えて、「特徴」と「具体的なエピソード」をつなげて考えるとイイと思います。
もちろん手法は色々とあるけれど、きまった軸にとらわれるよりは「楽しんで」やるほうが自分が良く判ると思っています。

2008年10月8日水曜日

Q.銀行の違いが良く判りません。本店の位置以外でなにか「ハッ」とするものはありますか?

例えばですが、双子がいるとしましょう。その違いを知ろうと思った場合はどうしますか?
答は「両方に同じ質問をする」と言うことです。同じ言葉がかえって来る可能性も否定は出来ませんが、逆に考えれば、違いが出てくるまで質問をしてみればいいのです。
金融業界に限らずですが、同じ質問を同じ業界の違う会社にぶつけるのは基本でしょうね。
違いを知ると言うことは同じ尺度で見る必要があるからです。
ただし以下の点には注意をしてください。
1.業界の知識がある程度は必要になるということ。
2.インターネットやパンフレットで判るような質問はできる限りしない。
3.自分の中で「何が知りたいのか」をはっきりさせること。「なんとなく」質問しても、あまり参考にならないです。

2008年10月7日火曜日

Q.自己PRは大学生活のエピソードがベターでしょうか。高校の時のエピソードでもいいでしょうか?

おっしゃる通り、大学のエピソードが「ベター」だと思います。
極論ですが、企業は現在(あるいは未来)を見るわけです。ということは、できる限り「現在」に近い方がいいでしょうね。
高校の頃の方が書くことが多いんだけど・・・って思うでしょ?それは高校の頃の方が世界が狭いから、「自慢できる場所」が多いことになるからだと思われます。大学の方が選択肢が多いから、「何を話すべきか」で迷ってしまう。
逆に高校のエピソードから今を探って見てはどうでしょうか?
高校の頃「こんあことしたなぁ」→「それはこんな理由からやなぁ」→「そういうところ大学いっても変わらんなぁ」→「だって大学○○なことしとるもんあぁ」といった具合で考えてみては?
高校や大学は一つの節目だけど、時間が途切れてるわけではありません。接点はかならずあると思います。

2008年10月5日日曜日

Q.就職活動にあたって、何が一番重要か。

人それぞれかもしれませんが、企業も学生さんも、「幸せになる」ことだと思います。
早期退職が問題になることもしばしばありますが、これは「幸せ」ではないと見ます。就職をすると言うことはどういうことなのか、仕事をするとはなんであるのかを考え、自分なりの結論を企業側にぶつけてみる。
価値観のズレが積み重なるのは本当につらいでしょう。「こんな会社だとは思わなかった」「自分でやりたいことがある。」「自分の能力が活かせない」などなど、離職の理由を耳にします。でもこれは入社前に確認しておくことであって、入社後に色々言うべきことではないのかも、と時々思います。「自己分析」「企業研究」など、就職活動の入り口でしっかりしておくべきだと僕はよくお話しするのですが、主にこういった理由からですね。

2008年10月3日金曜日

Q.阪神ファンでしたよね、大丈夫ですか?

 僕が子供の頃、阪神は無茶苦茶強いチームでした。その後、卒倒しそうなぐらいの低迷期を迎えます。ぼくはその間も阪神ファンでした。
 おかしなもので、星野監督以来、それなりに強い阪神を見ると怖いのですね。古い阪神ファンは長年待ち望んでいた優勝を見るために阪神ファンであるのかもしれません。強い阪神は、それはそれで好きなのですが、優勝争いの価値が下がってしまうのです。ハレー彗星が毎日頭上に会ったら、誰も騒ぎませんし、見に出かけたりもしません。
 むしろ、野球かくあるべし、と思いながら、ドキドキを楽しんでいます。
 

2008年10月2日木曜日

Q.「仕事ができる人」の基準ってなんですか?

 なんでしょうね。一言で表現するならば能力のある人だと思っていますが、あらゆる状況において、評価に値する結果を出し続ける人は、恐らくこの世に一人もいません。
 環境も状況も常に変わり続けるわけですから、「仕事ができる人」は環境が変われば「仕事ができない人」になる可能性が高いと思います。サッカーで朝青龍が活躍できるのか、っちゅー話です。
 結果を出す人が仕事ができる人、というイメージがありますが、運が良かっただけなのかもしれませんしね。
 ある格言にありますが、「無能な上司は仕事ができる部下を求め、無能な部下は仕事ができる上司を求める」そうです。ただの幻想かもしれませんね。
 

2008年9月30日火曜日

Q.希望職種を書く時、一般事務職と書くよりも総合職と書いたほうが印象はいいですか?

 キツイ言い方をします。希望職種を捻じ曲げた程度で印象を変えて、何がしたいのかがわかりません。自分が事務職を希望しているのに、印象が良さそうだからという理由で総合職と書いて、それで総合職で採用になったらどうするんでしょう?「あれは印象を変えるためのウソでした。」と入社後に言い切る自信がありますか?

2008年9月24日水曜日

Q.毎朝ジョギングをしていることは自己PRになりますか?

 一つの習慣を決めて遂行していくのは並大抵ではありませんし、僕なんか三日坊主どころか、きっとやる前に挫けます。
 さて、ご質問ですが、なると思います。自己PRとは自分が大事にしていることや自分が誇りに思っていることを表現することが大前提でしょう。いつからしているのか、なぜしているのか、することによってどんな自分に「気づく」ことができたのか。さらに言えば、それらを通じて、入社してから(あるいは社会人になってから)どのように活かすことができるのか。
 自分自身がそれを誇りに思っているのならば、じゅうぶん自己PRになるでしょう。
大事なのは「自分が語りたいかどうか」であると思います。

2008年9月22日月曜日

Q.今の段階で第一志望を絞りきれてなくても大丈夫ですか?

別にいいんじゃないでしょうか。僕のような仕事をしているひとが、こういうことを言うのもなんですが、一生働くかもしれない会社を、たった数ヶ月で絞れてしまうほうが、むしろイレギュラーだと思います。そもそも、志望企業とは、いろいろな業界を知って、いろいろな会社を見て、いろんな人に会って、その過程の中で絞られてくるものだと思います。