就活一問一答: 8月 2012

2012年8月6日月曜日

Q.卒業後の就職活動は3,4年生と比べて、不利があるというイメージがあるのですが、実際はどうなんですか?
ペンネーム:怪物くん


例えば、卒業後に他の学生と同じように「新卒者採用活動」の流れに乗ろうと思えば、有利不利で言えば、不利な状況が想定されます。ただ、中途採用という括りになればむしろハローワークの中途求人などの間口が広がるわけで、必ずしも不利になるわけではないでしょう。また、就職が決まらなかった理由にもよるので一概には言えません。強いて言えば、内定後すぐに働くことが出来る、就職活動を通じて自分の欠点と長所を見直す機会があったなどのメリットがあることも事実です。

2012年8月3日金曜日

Q.学生は平均何社ぐらい選考を受けてる人が多いですか?
ペンネーム:怪物くん


ご質問の意図は理解できますが、選考の社数には意味がありません。宝くじが当たった人は平均何枚くらい買うのでしょうか、という質問と同じです。また、選考は面接まで進んだ場合?書類選考も含めて?4月から7月にかけて、運よく毎週末に別の会社を受験できたとしても、4週間×4ヶ月で16社。さて、この数字は多いと思いますか?少ないと思いますか?

2012年8月2日木曜日

Q.数学が全く出来ません。
ペンネーム:チャンミンペン


「数学が全く出来なくて、中々一次試験合格に辿りつきません。参考書を読んでも算数の基礎からも分からなくてなかなか理解できません。SPIや一般常識の数学を教えて頂く場を提供して欲しいと思ったりします。どうすればいいでしょうか?」
程度がわからないので、なんとも言えませんが、苦手な方は本当に苦手なようですね。ご質問に「教えて頂く場を提供して欲しい」とありますが、その場をご自身で募集した方が早いです。家庭教師を頼んだっていいですし、ご友人にお願いしてもよいでしょう。僕の経験で言うと、数学が苦手な方はいくつか系統があるようです。一つは単純に計算が苦手という方。こういった方は、計算が出来ないのではなく苦手だったりミスが多い程度の話です。よほどではない限り、問題ではないです。暗算が苦手な方のために電卓やPCがあるわけで、道具を使いこなす能力の方が現代では求められると思っています。それから、文章題から計算式が立てられないという方。こういうかたは読解力の問題か、あるいは読解内容を数式(図式)に展開する過程に問題があるようです。問題文を行ごとに分解して、順を追って考えることです。はっきり言って慣れです。最後にビジュアルで捉えることが苦手な方。数と集合や図形証明問題などです。これらはセンスが求められることはありますが、試験で課せられることは(設計職などはさすがに別ですが)少ないと思います。

2012年8月1日水曜日

Q.志望動機が毎回、書けません。どうすれば書けるようになりますか?
ペンネーム:チャンミンペン


まず、根本的な話ですが、「志望」を本当にしているかどうかが重要です。「志望」していないということであればどうしようもないです。
そうではなく、本気で行きたいと思っているのに書けないということであれば、考えられる原因は二つあります。一つ目は文章を綺麗に書こうと思いすぎている場合。志望動機で時折相手の会社を褒め称える文章を目にしますが、論点がずれてますよね。あなたの志望動機なので、「私」が主語です。この場合、構成としては「入りたい。」「そう思ったのは、以下の理由。」「よろしく。」の3部構成でしょうか。理由に部分は箇条書きでもなんでもいいです。伝えることが重要です。そのとき、「いつ」「どんなきっかけ」で「自分は何を感じたのか」に言及しましょう。
二つ目は情報が足りない場合。例えば「御社の経営理念をホームページで見て・・・」なんてことになっていませんか?だれでも手に入る情報は志望動機になりにくいでしょう。経営理念が現場でどう浸透して、どのように展開しているかに価値や意味があります。この場合は聞くしかありません。電話でもいいですし、実際にお伺いして話を聞いてもいいですし、生の情報を手に入れてみてはいかがでしょうか。その行動自体が「志望動機」なのですよ。