就活一問一答: 6月 2011

2011年6月30日木曜日

Q.【大学講演での質問】 今、色々な企業にエントリーをしているのですが、“ここに就職したい”とおもうところがなくエントリー基準を“給与”で決めています。それだと企業を選んだ理由として面接で利用できないと思っています。何か面接の時に選んだ理由を聞かれたときの為の答え探しの仕方でいい方法はありますか?


考え方が逆だと思います。最初は給与でも単なるミーハーでも良いでしょう。企業研究をしたり、説明会で会社の事をより知って行くことで志望動機は形成されるのだと思います。そのままの基準で面接に行くことって少ないのでは?

2011年6月29日水曜日

Q.興味を持ったり第一志望だと思っていた企業が後々調べて見ると評判が悪かったり、ブラック企業だという噂ばかり流れているということが続いています。正値なところ就活に疲れました。積極的に活動するよりも受動的な方が楽な気がしてきました。質問になってないかもしれませんが内藤さんはどう思いますか?


僕の個人的な意見で恐縮ですが、受動的な方が自分で動く必要がないので圧倒的に楽です。ただし結果に納得が行くかどうかでいえば、能動的に動いた方が納得はいくでしょう。また、成功と失敗の確率が半々だとしたら、他律的な結果で諦めることは難しい場合が多いと思います。成功しても失敗しても人のせい(おかげ)って寂しいかな、と思います。

2011年6月28日火曜日

Q.【大学講演での質問】 自己PRや志望動機など、様々なテーマがあります。どのテーマでも結論を先に述べる書き方が良いのでしょうか?


いいえ。自分で書き易ければ、結論を先に述べる必要はありません。ただ、読む立場になれば結論がビシッと分かり易いと助かることも多いと思われます。

2011年6月27日月曜日

Q.【大学講演での質問】大企業の採用選考の際に○○大学だから有利とか、つまり大学で振り分けられますか?


大学名で判断する会社は減ってきていますね、実感として・・・。拘る会社がないとは言い切れませんがマイナーでしょう。大学名をいまから変えられるわけではありませんので、気にしても仕方ねぇよな、が正直な意見。

2011年6月24日金曜日

Q.【大学講演での質問】オープンセミナーは必ず行った方がよいのですか?オープンセミナーに行った人といってない人での採用の有利不利との関連は?


出来れば参加した方がいいと思います。有利不利でいえば、よりその会社についての情報を手に入れる事ができるわけですから、結果的に有利に働くことの方が多いと思います。

2011年6月23日木曜日

Q.面接官の方にダメ出しされるとすぐ落ち込んでしまい、他の就活に影響が出てしまいます。どうすれば前向きに慣れるでしょうか?
ペンネーム:イカイカイカソーメンタコ丸

欠点を指摘される、という解釈で良ければ、指摘して頂いた欠点をいつまでに直すのか、そのためにどんな行動からはじめるのかを計画するキッカケになると思います。「ああ、そこがだめなんだな。じゃあそこから直せばいいや」と考えれば良いと思います。前向きかどうかということよりも、成長の切欠とはそういうものかと思います。

Q.【大学講演での質問】インターンを必ず行かなければいけませんか?「採用には関係ない」とHPなどに書いてありますが気になってしまいます。


行った方がいいとは思いますが、それ自体で結果が出るわけではないと思います。気にする必要はないかもしれません。インターンに行って、悪い印象を残してしまう可能性も低くはないはずなのに、そこに言及する方って少ないですよね。それが不思議。

2011年6月22日水曜日

Q.【大学講演での質問】初めて会った偉い人に対しても、すごくなれなれしくえらそうなオーラを発してしまいます。それは大丈夫でしょうか。


程度によります。大丈夫じゃないこともありますが、面接という特殊な場でもそのオーラを出せれば一つの特徴だと思います。直す事ができるならば直しても良いですし、直せないのでしたらそういうもんだと割り切りましょう。

2011年6月21日火曜日

Q.【大学講演での質問】履歴書の内容とESの内容がかぶっても大丈夫ですか?


構いません。気になるようでしたら、エントリーシートの該当欄に「履歴書にも書きましたが」と一文入れてはいかがでしょうか。

2011年6月20日月曜日

Q.【大学講演での質問】自己PRとセールスポイントの違いはあるのですか?


特にないと思います、企業が好みで使い分けているだけでしょう。

2011年6月17日金曜日

Q.【大学講演での質問】自己PR、印象に残るようなことを書いた方がいいのか、おもしろい内容、少し笑えるような内容、真面目な内容を書けばいいのか…どのような趣向の内容を書けばいいですか?


何度かお話しましたが、自分の人となりを一番伝えるような内容が一番良いと思います。文才があって、文面で笑いが取れるということならありだと思いますが、評価には何の影響もないと思います。おもしろいヤツだな、と思わせる文章を書くにはかなりの能力が必要かと思います。

2011年6月16日木曜日

Q.【大学講演での質問】自分の志望する企業が出る合同説明会にはやはり毎回出た方が印象もついてよいでしょうか?


多少業界によって差があります。地域密着を心がけている会社などでしたら毎回顔を出すのもありかとは思います。ただ、どうせ話の内容は同じなので、聞いても仕方がない事も多いかと思います。その際はその企業の担当者の方に「○月○日にも聞いたのですが、改めてお話を聞いてもよいですか?」と尋ねれば良いと思います。ちまちまブースの隅っこに座るよりも、その方が印象には残るでしょう。

2011年6月15日水曜日

Q.【大学講演での質問】履歴書を送るときに茶ぶうとうでは失礼になると本で見たのですが…。何色が1番よいですか?


失礼かどうかは分かりませんが、茶封筒で送ることは確かに少ないかなぁ。安っぽいし。通常は白色・縦長の封筒で、表に赤字で「履歴書在中」と書きます。

2011年6月14日火曜日

Q.本当に自分は就職できるのでしょうか。誰よりも就活を早く始め、周りを見れば無い内定は私だけ。大学時代は真面目に勉強をし、生活費を稼ぐため3年間アルバイトを続け、サークル活動も続けてきました。しかし、しかし、ダメなんです。もはやこれまでなのでしょうか。
ペンネーム:無い内定


慰めるつもりで書くわけではありませんが、まだ6月ですよ。就職活動のことを「大学4年生の6月くらいまでに内定を得る活動」だと定義してしまってはいませんか?
内定は早く出る方がよいというものでも無いと思います。僕は4年生の2月(つまり、卒業ギリギリ)に就職先を決めました。良かったとも悪かったとも思いません。単なる事実に過ぎません。
拝見する文章で言えば、かなり充実した学生生活を送られたように思われます。内定が出ていないのであれば、上手く伝える事ができていないのかもしれません。もちろん単純に受験数が少ないのかもしれません。嘆くのではなく、上手く行かないのであれば現状を分析して原因を追究して改善を試みてはいかがでしょうか。

Q.現在、2社から内定を頂いて、どちらに就職するか悩んでいます。
ペンネーム:ブラウン


「1社は私自身、第一志望と思っていた会社です。会社の考え方、社員に好印象を持っている会社です。この会社に入ると仕事内容は固定されてきます。もう1社内定を頂いた会社は、地名度があります。社員については、あまり関わる機会がなかったため、正直よく分かりません。様々な業務に携われるため、その中で適正を見つけ出せるかな…という思いもあります。内定を頂いてから考え方が日によって変化してしまったりしています。早く決めなくてはならないのに、決められません。後悔をしない決め方など、あるのでしょうか。」が質問の全文です。
質問は「後悔をしない決め方の有無」について言えば「ない」が回答です。正確に言うと結論が確定しないうちに後悔を推し量るのは無理だ、ということです。
さて、ご質問の件、悩んでいる理由ですが、簡単に言えば比較が出来ていないことです。比較が出来ていないと言うのは、考えていないと言うことではなく、同じ要素で比較していないということです。
例えばAさんは「色男、お洒落、優しい」、Bさんは「金持ち、誠実」だとしましょう。この二人と付き合うならどっち?と聞かれても答えられません。これが例えば、AさんとBさんの「色男レベル」を比較する事は(主観だけど)できますね。同一の価値について比較するからです。単位を同じくしないと比べられないのですね。ミカンと携帯、どっちが眠い?という質問に答えは無いでしょう。
また時間軸の設定がありませんね。仕事内容が固定、とありますが、40歳になっても同じ仕事をする可能性はかなり少ない。知名度だって「今はある」というだけで将来どうなるか分からない。結局企業の外殻情報なんてその程度です。将来どうなるかは分かりません。会社がどうなるか、ではなく、ブラウンさんがどうなりたいか、そこに企業とどうやって関わりを持ちたいかが重要かと思われます。
第一志望だと思っていた会社→もう1社内定が出て迷いが出た。
その理由は何でしょう?文中からでは「知名度」程度しか見えてきません。であれば、ブラウンさんにとって「知名度」がどれくらい重要なのかを考えれば良いと思います。

Q.【大学講演での質問】企業に電話したとき、話している相手の名前が分かっている場合「様」づけで呼ぶのが適当ですか。


適当かどうかは別として、無難だとは思います。僕は「さん」付けで呼ぶほうです。つまり拘ってもその程度ということ。

2011年6月13日月曜日

Q.質問ではないのですが、面接で趣味の話をした時、「それ、なんの役に立つの?」と言われました。くやしいので送ってみました


きっと「役に立つと誰かが保障したこと」しかできない方が面接官だったのでしょう。役に立つと保障を添える仕事が出来ないのかもしれません。いずれにしても、そういった発想の方に大らかでいられることも才能だと思います。僕は無理だけど。

Q.【大学講演での質問】就活用のかばんというのはちゃんとした黒色でカチッとしたリクルート鞄でないといけませんか?それともそれなりに容量があってカジュアルなデザインでなければ自分の好みの鞄を使用してもいいんでしょうか。


好みにも拠りますが、入社後も使うことが出来るカバンを一つ購入しておいた方が後々楽な気がします。カジュアル過ぎないならばよいのではないでしょうか。

2011年6月10日金曜日

Q.【大学講演での質問】面接時に人事の人に我が社が第一志望ですか?と聞かれたら第一志望でなくても、第一志望です。と答えた方がいいのでしょうか?それとも正直に違うということを伝えた方がいいのでしょうか?


答え方はいろいろあるとは思うのですが、僕は正直に応えるほうが良いと思っています。何社か面接を受けて、その中で今検討しながら受験しています、という答え方は普通ではないでしょうか。そもそも第一志望を祖母るために就職活動をしているわけだし、面接の中身によって志望強度も変わると思いますし・・・。

2011年6月9日木曜日

2011年6月8日水曜日

Q.【大学講演での質問】自己分析って難しい!ないとうさんも就活の時期には自己分析をしましたか?また、現在も自己分析することってありますか?


僕が就職活動をするときは「自己分析」という言葉はありませんでした。自分の将来については考えた。今も将来については考えます。

2011年6月7日火曜日

Q.【大学講演での質問】自分の性格や特徴を長所、短所それぞれで考える利点と欠点は何ですか。


他人に説明しやすい。困難な状況を打破する時に、自分の拠り所となる能力が明確になるなど。

2011年6月6日月曜日

Q.【大学講演での質問】恋は積極的になった方が上手くいくのでしょうか。


相手の志向によりますが、どこかの時点で自分の感情を伝えることは必要になるでしょう。常に積極的であることが重要なのではなく、どのタイミングで積極的になるかが重要なのではないでしょうか。

2011年6月3日金曜日

Q.【大学講演での質問】本当に就職できるか不安です。実習を終えても、「自分はこの道でいいのか」ととても考えてしまいます。内藤さんも大学生の頃はこんな不安が多かったですか。


僕が就職活動をした時は、今よりも求人倍率が低い時代でした。不安になる余裕すらなかったと言うのが正直なところでした。この道でいいのか、と仰いますが、大学を卒業して最初についた仕事がそのままの道になるかどうかはわかりませんよね。同じ組織にいたとしても職位や職務が変わったりするのが普通です。ただ、悩んだ末内定を辞退した経験はあります。不安というよりも不満が理由でした。

2011年6月2日木曜日

Q.【大学講演での質問】笑う時、歯ぐきが出るんですがどう対処すれば良いですか?


何か問題が?多分、周りの方はそれほど気にしませんよ。

2011年6月1日水曜日

Q.【大学講演での質問】これからは実力主義だとうたわれていますが、ぼくはまだ学歴社会だと思います。ナイトウさんはどう感じますか。


学歴も実力の一項目だと思います。実力主義と言うよりも結果主義といった方が近い。目標に対してのプロセス管理や評価をしないから、わかりやすい結果に目がいくのでしょうね。