就活一問一答: Q.貧しい人々は日本と比べて幸せではない、日本のような生活が幸せなんだと考えて貧しい国に対してボランティアなどをしたいと考えています。ペンネーム:カギッ子

2016年3月3日木曜日

Q.貧しい人々は日本と比べて幸せではない、日本のような生活が幸せなんだと考えて貧しい国に対してボランティアなどをしたいと考えています。
ペンネーム:カギッ子


「貧しい人々は日本と比べて幸せではない、日本のような生活が幸せなんだと考えて貧しい国に対してボランティアなどをしたいと考えています。しかし、ある人に、その国、その国で、国民性や文化が違うから幸せに対する価値観も違う。さらにGDPは日本の方がよいが自給率は東南アジアの国々の方がはるかに高いから日本人よりも幸せかもしれない、と自分の考えを否定され、そうかもしれないと思っています。考えに正しい間違いなどはないと思いますが、しいて決めるなら内藤さんはどちらの考えが正しいと思いますか。」が全文です。
「あなた」と「あるひと」の意見を比べると、「あなた」の意見の方が腑に落ちます。向こうの方が幸福かもしれないから何もしない、というのと、貧しい事が不幸かもしれないから行動をとろう、というのでは、出てくるアウトプットが違います。多様性は認められるべきですが、何かしらの行動に出ることの方が、状況が好転しやすいです。必ずしもそうだ、というわけではありませんが。また、「あなた」が幸せの基準を「貧しい」という言葉で捉えているのに対し「ある人」はGDPや自給率でとらえておられます。日本という国では一般化されている、GDPや自給率という基準を持ち出すのは筋が通りませんよね。その国(国民)が自給率の高さこそが人間の幸福である、と思っているのであれば話は別ですが。 文化が違おうが国民性が違おうが、多くの人間は「幸福でありたい」と願うものでだと思います。相手の幸福度合をこちらの基準で計って納得するよりも、幸福になるために何が必要かを考えて行動するほうが、好感が持てます。