就活一問一答: Q.スマートグリッドについてペンネーム:GED事務局長

2011年2月14日月曜日

Q.スマートグリッドについて
ペンネーム:GED事務局長


「ご無沙汰しています。お元気ですか?今、電力会社のESを書いてて思ったことを質問します。「スマートグリッド」という概念が昨今話題となっていますが、あれに電力会社はわりかし消極的と聞きます。たぶん、現状で安定供給できてからでしょう。しかし、彼らが環境を意識して原子力を主張するなら、再生可能エネルギーに重点を置くスマートグリッドにはもう少し積極的になるべきだと思うのです。この点に関して、内藤さんはどう思いますか?(入社してやりたいことの問いに、これを書きたいなと・・・)長くてすいません><」が質問の全文です。
専門家ではないのでなんともお答えできませんが、安定供給ができているならば導入に対して消極的になるのは当然かと思います。ご質問にある通り、再生可能エネルギーの積極的導入に対しては「スマートグリッド」という概念・方法論はすこし遠回りな印象があるのでしょう。海外のように電力の安定供給が出来ないから、スマートグリッドを促進する、というのは目的が異なると言うことです。どう思いますか、ということについて言えば、再生可能なエネルギーを推進するため、ということであれば、まずは再生エネルギーを「作り出す」インフラの方が先なのかもしれません。要はどういった順番で、どれくらいの時期までに何を目的としてスマートグリッドをいれ、そのために必要なインフラをどういった順番で創っていくのかということだと思います。海外と比べて導入の目的が違う以上、方法論を吟味するのではなく、まずは目的と期限を決める事が先決になるでしょう。太陽光発電についていえば、声高に叫んだ人と今では政権も変わっちゃったので、より目的を明確にする必要があるのではないでしょうか。